'99岡山秋季キャンプ<総 括>
<99年11月21日付け「北陸中日新聞」より引用>
【投】投手陣の底上げを狙う山田久投手コーチは、キャンプ前に小山、宮越、
小笠原を強化選手に指定。今季1軍で投げた小山と小笠原にはフォーム
の改造を、宮越には体力の強化を命じた。
山田コーチ「力の差はあるが、日増しによくなってきた。彼らが上を脅
かすほど伸びてくれたら、中堅でさえも安穏とはしていら
れない」
【打】打撃で首脳陣の注目を集めたのは、ショーゴー。倉敷マスカットスタジ
アムの両翼99.5メートルをはるかに越え、場外へもどんどん放り込んだ。
その長打力は、16日から合流した井上、福留もかすんでしまうほどだっ
た。
水谷コーチ「下での2年間は結果を問わずに使い続けた。体もできつつ
あり、強い打球が飛ぶようになった」
【守】このキャンプから井端が二塁へ転向。これまでの遊撃手のポジションに
は久慈、福留がいて、今季は開幕から2軍。
高代コーチ「あの守備力を生かしたい」
転向を後押しした。立浪が故障がち、神野、種田も1年を通して定着で
きない。
高代コーチ「二塁手と遊撃手では、動きが正反対だが、井端は戸惑いな
くこなしている。様になってきたし、春のキャンプが楽し
み」
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