'99岡山秋季キャンプ<ショーゴー>
<99年11月9日付け「北陸中日新聞」ステップアップキャンプより引用>
ショーゴー「自分は荒木さんや大西さんのように、足が速いわけではない。
アピールできるのは、バットを振って打球を見せていくこと」
キャンプ初日からショーゴーは、特打ちで約1時間、打ち込んだ。最初は威
勢のよかった振りも、終わりがけになると、ただ打っているだけの状態。勢い
が鈍った。
水谷コーチ「楽してはダメ。へとへとになるまで打たなきゃ。そうしなき
ゃ、体も強くならんよ。毎日、マンツーマンで見ていく」
ベテランの音が抜けた。首脳陣の頭には、音に代わる次世代の打者として育
てたいという思惑がある。
島野ヘッド「攻守走、すべての面でもう一歩レベルを上げたい。若い選手
が出てくることで、井上や李に無言の圧力がかけられる」
新人ながら昨春は、シャープな打撃センスが認められ、1軍キャンプに抜て
きされた。その後は、実戦の感覚を養うことが一番と、この2年間は2軍で試
合経験を積んだ。
水谷コーチ「あの時に比べて、こぢんまりした印象があるが、体はできて
いる。だれかがけがをしたら、では遅い。今から準備してお
かなきゃ」
ショーゴー「まだまだ、1軍を意識する段階じゃない。1打席を取ってみ
ても、狙い球も何も考えずに凡打してしまう。確実性のある
打撃をしなければ」
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