'99岡山秋季キャンプ<井 端>
<99年11月14日付け「北陸中日新聞」ステップアップキャンプより引用>
この秋、井端は課題を山ほど抱えている。
井端 「ショートをやってきたけど、セカンドに回るということなの
で、守備を一からやり直す。打撃はしっかり振れるようにな
りたい。そして、何よりもケガに負けない体力をつけたい。
ポジションを取る気持ちでやっている」
首脳陣が決めた二塁コンバート。“ポスト・立浪”作りにほかならない。こ
れまで、種田、神野らが挑み、失敗してきた。
高代コーチ「故障が多くて、1年通してやれない。そういう選手はいない
ものと考える」
井端も今季は故障に泣いた。古傷を抱えた左ひざを4月に痛め、最後まで2
軍暮らし。
井端 「もうケガはしたくない。今は大丈夫です」
高代コーチのつきっきりで特守をこなす。打つ方はティー打撃に重点を置き、
振りを鋭くすることを心掛けている。仕上げはウエートトレーニング。
井端 「体重をあと2、3キロ増やしたいんですよ」
高代コーチ「総合力は立浪の方が上だけど、守備範囲の広さは井端の方が
広い。まじめで一生懸命やっているのがいいね」
井端 「体が動かなくなるまでは痛いとか言っていられない。
オフもウエートを続ける。春のキャンプから目立ちます」
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