'99岡山秋季キャンプ<宮 越>
<99年11月19日付け「北陸中日新聞」ステップアップキャンプより引用>
8日に、倉敷に入ってから、投げ込みは連日、 100球を超える。それでも右
肩に違和感がない。宮越がニコニコする。
宮越 「今の自分の課題は、毎日同じ球数を、同じ力で投げられるよ
うになること。それさえできない時期があったから、今はと
ても充実感がある」
今季で3年目。入団した年に右肩痛に襲われた。登板過多ではなく、成長期
にありがちな、骨の発育に筋肉がついていかなかったため。だから、1年目は
2軍でも登板はなし。ひたすら走った。2年目にようやく、初登板を迎えた。
右肩の痛みも、悪いことばかりではない。肩を痛めないために、どう投げれ
ばいいか。自分なりの理想のフォームを追求した。
山田コーチ「今のあいつには、直すところがない」
バランスがよく、力みがない。それでいて、手元で球が伸びる。
今は140キロ前後。
山田コーチ「体力がつけば、あと2、3キロは球速が出る。1軍でも十分
できる」
宮越 「トレーニングは本当にきつい。けれど、上に呼んでもらいた
いから」
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