19/09/12 ナゴヤ  広島31回戦(対広島17勝10敗1分)

◎根尾9回同点二塁打含む3試合連続マルチ◎

 
広  島
中  日

[本塁打]近 藤3号(4回2点モンティージャ)

  安打 二打 三打 本打 三振 四球 死球 犠打 盗塁 盗死 併殺 残塁 失策 暴投 捕逸 ボク
広  島 11
中  日 13 11

 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率
二   高 松 .261 .272 .294
左中  伊藤康 .232 .352 .265
遊   根 尾 .197 .274 .257
一   石川駿 .316 .442 .368
中   武 田 .300 .500 .333
  捕   武 山 .111 .111 .273
三   溝 脇 .250 .325 .285
捕   杉 山 .264 .330 .319
  左   滝 野 .239 .278 .298
右   渡 辺 .305 .435 .385
指   近 藤 .206 .319 .252
39 13 .247 .352 .304
 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率

  投球 打者 安打 三振 四球 死球 失点 自責 暴投 ボク 防御率 三振率
松 葉 76 20 3.60 4.73
田 島 23 3.05 10.45
鈴木博 4.87 10.62
佐 藤 24 3.15 4.73
谷 元 27 2.08 5.54

【失策】杉山、根尾

《相手投手》モンティージャ(5回)−平岡(1回)−中村祐(1回)−島内(1回)−中崎(1回)

広  島
中  赤 松(松葉)
中飛
  左飛            
 中  大 盛        右安  二直  投犠
二  羽 月三安  二ゴ  二ゴ  三振  右安
指  サンタナ捕邪    左飛  (田島)
左2
  (佐藤)
三振
左安
一  小 窪  一飛  左2  [遊ゴ]      
 走三 中 神              中安三振
右  正 随  二飛  三振  三ゴ  三ゴ  
三一  林   三振  四球  中犠  三ゴ  
遊  上 本    中安左飛          
 打遊 庄 司          中安    (谷元)
中安
捕  船 越    三ゴ  三ゴ右飛      
 打  岩 本                中飛
 捕  白 浜                  
左  永 井    四球  三ゴ  (鈴木博)
三振
  左安
中  日
二  高 松(モンティ
ージャ)
二ゴ
三振  遊安  (平岡)
左飛
    (中崎)
左安
左中 伊藤康中飛  右飛遊安  三振    投ゴ
遊  根 尾[投ゴ]  右安二ゴ  一ゴ    右2
一  石川駿左安  右安  三安  (中村祐)
右飛
  死球
中  武 田三ゴ  左飛  遊飛  右飛    
 捕  武 山                三振
三  溝 脇  三安  中安一ゴ  二ゴ  三振
捕  杉 山  一ゴ  四球四球        
 左  滝 野              (島内)
右飛
  
右  渡 辺  中安  三振遊安    二ゴ  
指  近 藤  三振  左本三ゴ    三振  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
2回 先頭の溝脇が三塁内野安打、暴投と一ゴロで三塁に進み
渡辺が中前先制適時打
4回 2死、四球出塁の杉山を一塁に置き近藤が左越え2ラン
9回 先頭の高松が左前打、1死後、根尾が右中間同点二塁打

D1番二塁・高松

  4回に遊撃内野安打、9回には左前打を放ち、2試合連続マルチを決めた。
 9回先頭での出塁に

   高松   「いいムードではなかったので、自分が打たないとパッ、パ
         ッと終わっちゃうと思ってくらいつきました」

 打撃好調には

   高松   「甘いボールを仕留めることができるようになったからだと
         思いますが、低めのボールの変化球をしっかり見逃してい
         きたい」

D3番遊撃・根尾

  9回に谷元が1点リードを逆転されたその裏の攻撃。1死一塁の場面だっ
 た。相手は、広島3連覇の守護神だった中崎。そのスライダーをとらえると、
 右中間に猛烈なライナーが飛ぶ。悠々と二塁を回る間に同点の走者が生還。
 根尾は送球間に三塁に達した。

   根尾   「次の石川駿さんが3安打、打っていらっしゃったのでまわ
         さないといけない。併殺はダメとだけ考えていました」

  2ボールからの3球目。通算115セーブの中崎のスライダーに絞って振り
 抜いた。

   根尾    「スライダーが来るかな、とは思ってました。結果的にい
          い打球の質になりました」

  3回1死走者なしの第2打席にも左腕のモンティージャから、一、二塁間
 を破る右前打。

   根尾   「ちょっと強引にいったかな、と思っています。でも抜けた
         ということは良かったかな」

 これで3試合連続マルチ、4試合連続安打の絶好調だ。

   小笠原監督「ああいう場面(同点機)に打てたことはいいこと。変化球へ
         の対応も少しずつできるようになってきたね」

 経験値を上げるためにも、1軍昇格はいよいよ秒読み段階。

   根尾   「呼ばれるように継続していきたい」

D9番DH・近藤

  4回2死一塁に先発・モンティージャの149キロの速球を左越えに会心の
 3号2ラン。

   近藤   「何とか次につなげようと思っていた。いい感じで振れた」

  今季外野手では、故障をしていた滝野と近藤だけ1軍試合出場がないが

   近藤   「打率が低い(2割台)ですから。調子は普通です」

D3番手・鈴木博

  最速151キロの速球を軸に2つの空振り三振を奪うなど1イニングを三者
 凡退に抑えた。

   鈴木博  「テンポよく投げることができたし、どんどんストライクを
         取ることができた」

 シーズンも終盤に入り、もう一度、1軍へという思いは強い。

   鈴木博  「調子を継続していきたい」

                 【9月13日付け中日スポーツより引用】