09/08/15 ナゴヤ  オリックス19回戦(対オリックス11勝8敗)

◎堂上直サヨナラ打◎

  10
オリックス
中   日 1X

[勝 投]金 剛  (32試合2勝3敗10セ)
[敗 投]金 沢  (28試合1勝2敗11セ)

 
オリックス
中   日

 打率長打率出塁率
遊   岩崎達 .231 .288 .304
二    谷  .269 .411 .326
右   野 本 .256 .314 .404
  打左  中 川 .280 .360 .368
中   平 田 .336 .621 .400
左   堂上剛 .284 .431 .339
  打右  中村一 .311 .377 .340
三   柳 田 .316 .485 .391
一   福 田 .311 .557 .341
  投   パヤノ - - -
  投   平 井 - - -
  投   金 剛 - - -
  打   中村公 .278 .361 .371
捕   小 川 .107 .214 .188
  打   西 川 .202 .293 .301
  捕   田 中 .171 .195 .190
  打   井 上 .164 .269 .278
  打   堂上直 .259 .435 .322
投   山本昌 .000 .000 .263
  打   岩崎恭 .295 .377 .366
  投   岩 田 - - -
  一   新 井 .291 .487 .423
32 .269 .393 .341
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山本昌 101 24 3.54 6.86
岩 田 21 7.46 7.11
パヤノ 19 3.48 10.45
平 井 0.90 6.30
金 剛 14 2.59 8.33

《相手投手》西川(5回)−鴨志田(1回)−菊地原(1回)−本柳(1回)
      −川越(1回)−金沢(1/3回)−吉野(0/3回)

D8番代打・堂上直

  堂上直が、1−1の同点で迎えた延長10回1死二塁から、代打・井上の代
 打として登場、プロ入り初となるサヨナラ安打を放った。

  打った瞬間、ヒットと分かる痛烈なライナーが、左中間を瞬く間に切り裂
 いていった。堂上直がプロ入り3年目で初となるサヨナラ打を放ち、一塁ベ
 ースを回ったところでナインにもみくちゃにされる手荒い祝福を味わった。

   堂上直  「打った瞬間、抜けたと感じました。今まではチャンスで気
         持ちが入り込みすぎていたけど、緊張の中でも冷静に気持
         ちを保つようにしたことが、結果につながったと思います」

  プロ初のサヨナラ打は、1軍での1打席の経験が糧となった。7月29日の
 巨人戦(東京ドーム)で代打出場し、捕飛に倒れた打席で、「もうちょっと冷
 静に対応できた」と感じたことだった。これまでは結果を欲しがるあまり、
 余分な力が入りすぎて、自分の打撃ができていなかった。緊張する場面でこ
 そ、いかに自分を冷静に保てるかが、結果にも直結するということを再認識
 できたことが最大の収穫だったという。

   堂上直  「これからは冷静に熱くいきたいですね」

 今季は左わき腹を痛め、約1カ月、実戦を離れたこともあった。成績はこの
 日を含め、108打数28安打(2割5分9厘)で1本塁打、15打点。 スタメンを
 外れることも多く、満足できるものではない。この一打をきっかけに、堂上
 直が巻き返しを誓った。

◆柳田に7月月間賞

  中日2軍を対象とした「中日スポーツ・ファーム月間賞」の7月度に柳田
 が選ばれ、15日のオリックス戦(ナゴヤ球場)の試合前に表彰式が行われた。
 中日ドラゴンズファンクラブ会員で中日スポーツ定期購読者の中から、今回
 のプレゼンターに当選された愛知県豊川市の竹川貴美、実由希さん(小6)親
 子から金一封が贈られた。

  柳田は7月、12試合に出場し、39打数15安打、2本塁打、9打点を記録。
 チームの勝利に貢献する活躍が評価された。

                 【8月16日付け中日スポーツより引用】