09/08/13 ナゴヤ  広島20回戦(対広島11勝9敗)

◎伊藤 公式戦無失点デビュー◎

 
広  島
中  日 10

[本塁打]平 田5号(6回3点佐藤)
[勝 投]菊 地    (26試合3勝5敗2セ)
[敗 投]コズロースキー(19試合1勝4敗)

 
広  島
中  日 11

 打率長打率出塁率
二   西 川 .204 .296 .304
  打中左 中 川 .286 .367 .375
遊    谷  .275 .421 .333
左   堂上剛 .280 .430 .336
  打三  デラロ .206 .382 .260
一   新 井 .293 .490 .425
  投   金 剛 - - -
  投   平 井 - - -
三一  柳 田 .312 .485 .390
中   中村一 .315 .381 .344
  打中右 平 田 .327 .619 .389
右   野 本 .259 .318 .402
  打左  中村公 .278 .361 .371
  中   加 藤 .043 .043 .154
捕   田 中 .175 .200 .195
  打   堂上直 .252 .430 .316
  捕   前 田 .280 .409 .327
投   山 内 .077 .077 .077
  打   小林高 .313 .375 .389
  投   伊 藤 - - -
  投   斉 藤 - - -
  投   菊 地 - - -
  打二  沢 井 .343 .385 .399
24 10 11 .270 .395 .342
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山 内 75 23 4.61 5.43
伊 藤 17 0.00 0.00
斉 藤 2/3 21 4.41 7.16
菊 地 1/3 6.41 7.09
金 剛 10 2.67 8.60
平 井 1.00 7.00

《相手投手》佐藤(5回1/3)−コズロースキー(1回)
      −岸本(1/3回)−相沢(1回1/3)

D2番手・伊藤

  上々の公式戦デビューを飾った。新人・伊藤が6回から2番手で中継ぎ登
 板。1イニングを打者3人で抑えるパーフェクト投球を披露し、潜在能力の
 高さを実証して見せた。

  真っ向勝負を挑み、力で広島打線を牛耳った。伊藤が公式戦初登板で新人
 らしからぬ堂々としたマウンドさばきを披露。真っすぐ主体の強気の投球で
 攻めた。

   伊藤   「いつも通りの気持ちでマウンドに上がれました。緊張はそ
         こまではなかった。きょうは真っすぐを試したかったので、
         最初から思い切りいきました。押し切れたので良かったと
         思います」

  186センチの長身から投げ下ろす角度のある直球を最大の武器とする伊藤。
 その“威力”を存分に発揮した。6番・田中には8球すべて直球を投げ込ん
 で右飛に。次打者・鞘師には、この日2球だけ投げたキレのあるカーブで三
 ゴロに。 白浜の2球目には、この日最速の144キロを記録するなど、再びす
 べて直球勝負で左飛に打ち取った。

   小林コーチ「初登板でフォアボールを出さなかったことが収穫。違った
         意味で硬さも見えたけど、われを忘れることなく、しっか
         り真っすぐで押していた。結果3人で抑えたし、いいスタ
         ートを切ってくれた」

 小林2軍投手コーチは若武者の好スタートに目尻を下げた。

   伊藤   「まだまだ納得のいくボールが投げられていない。困ったと
         きに真っすぐで勝負できる投手になれるように、磨きをか
         けていきたいです」

 上々の滑り出しにも浮かれることなく、伊藤は前を見据えた。

D6番代打→中堅→右翼・平田

  平田が豪快な一撃で試合を振り出しに戻した。3点ビハインドの6回裏1
 死二、三塁の場面で代打で登場すると、 佐藤が投げた134キロの直球をはじ
 き返した。打球はセンターバックスクリーンヘの同点弾。

   平田   「完ぺき。久々に気持ち良かった」

 と自画自賛で振り返り

   平田   「これからも結果を出し続けて、(1軍再昇格を)アピールし
         ていきたい」

                 【8月14日付け中日スポーツより引用】