08/08/16 ナゴヤ  広島20回戦(対広島7勝10敗3分)

◎清水昭8回5安打3失点◎

 
広  島
中  日

[本塁打]清水昭1号(4回2点今井)
[勝 投]清水昭  (22試合4勝4敗1セ)
[敗 投]今 井  (16試合5勝8敗)

 
広  島
中  日 11

 打率長打率出塁率
二   西 川 .250 .369 .347
遊    谷  .347 .554 .406
右   中村一 .243 .397 .300
一   新 井 .329 .589 .426
中   平 田 .242 .391 .327
左   堂上剛 .267 .391 .328
三   堂上直 .236 .410 .295
捕   前 田 .241 .414 .290
投   清水昭 .176 .412 .222
  打   藤 井 .301 .522 .360
  投   菊 地 .000 .000 .000
31 11 .256 .389 .327
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
清水昭 89 29 3.42 4.91
菊 地 17 4.93 6.81

《相手投手》今井(5回)−大島(2回)−小島(1回)

D先発・清水昭

  清水昭が先発し、8イニングを5安打3失点に抑える好投。打っては4回
 2死二塁から中堅バックスクリーン左にプロ1号となる特大2ランを放つな
 ど、投打にわたる活躍で4勝目(4敗)を挙げた。

  清水昭が“副業”の打撃で観客の度肝を抜いた。まずは2回2死一塁の第
 1打席。 粘った末の7球目の139キロ速球をはじき返すと、打球は痛烈なラ
 イナーで中堅左を破る適時二塁打に。極め付きは4回だ。2死二塁で迎えた
 この日の第2打席。 広島・今井の2球目、137キロ速球をライナーでバック
 スクリーン左の最深部ネットに突き刺すプロ入り第1号2ランだ。

   清水昭  「完ぺきでした。今までで一番いい当たりでした」

 三重高時代に高校通算15本塁打を記録した“プチスラッガー”が笑顔で豪打
 を振り返った。“本業”もさえた。7回まで1安打零封に抑える好投を披露。
 8回に4安打を集められて3点を失うが、テンポよく、低めを丁寧につく投
 球で凡打の山を築いた。

   清水昭  「ゴロを打たせる意識で投げました。1イニング1イニング
         って感じで、これを継続していきたいですね」

 投打のヒーローは余韻に浸る間もなく、すぐさま次を見据えていた。

D4番一塁・新井

  新井が先制の2点適時打を含む3打数2安打4打点の活躍。自らの誕生日
 に花を添えた。

   新井   「自分のスイングができました。でも、これを継続しないと
         意味がないので」

 好結果にも、気を引き締めていた。

◆堂上弟が受賞−中スポ7月月間賞

  中日の2軍選手を対象とした「中日スポーツ・ファーム月間賞」の7月度
 の受賞者に堂上直が選ばれ、16日のウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ球場)
 の試合前に表彰式が行われ、今原孝・中日スポーツ総局長から金一封が贈ら
 れた。

  堂上直は7月は17試合に出場し、打率3割3分3厘、3本塁打、15打点
 (打点はウ・リーグ月間最多)の成績が評価された。

                 【8月17日付け中日スポーツより引用】