08/07/12 由宇  広島15回戦(対広島5勝8敗2分)

◎中田8回5安打2失点◎

 
中  日
広  島 1X

[本塁打]前 田2号(6回1点宮崎)
[勝 投]マルテ  (21試合2勝0敗2セ)
[敗 投]菊 地  (27試合0勝2敗1セ)

 
中  日
広  島

 打率長打率出塁率
遊二  岩 崎 .165 .248 .222
一   柳 田 .235 .319 .326
中   藤 井 .271 .457 .320
右   李炳圭 .375 .375 .300
  打遊   谷  .317 .524 .353
左右  中村一 .227 .386 .258
二   森 岡 .227 .293 .289
  打左  中村公 .271 .543 .378
三   堂上直 .202 .367 .267
捕   前 田 .200 .425 .238
投   中 田 .000 .000 .000
  投   菊 地 .000 .000 .000
  投   樋 口 - - 1.00
28 .236 .355 .304
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
中 田 127 31 1.13 5.63
菊 地 1/3 10 2.37 6.53
樋 口 1/3 8.76 4.38

【失策】柳田

《相手投手》宮崎(7回)−青木勇(1回)−広池(1/3回)−マルテ(2/3回)

D先発・中田

  不調から2日に出場選手登録を抹消され、2軍で調整を続けている中田が
 先発。8イニングを5安打、5奪三振、3四球、2失点(自責1)。 速球の
 MAXは150キロを計測するなど、復調へ向けてまずまずの投球内容を披露した。

  一気に不振脱出とはいかなかったが、中田が長いトンネルの出口に向かっ
 て、確実に一歩、歩みを進めた。

   中田   「課題であった球数を減らすことが今回もできなかった」

 8イニングで127球を要した投球数を反省しつつも

   中田   「ボール自体はよかったので、球数を減らすことと、もっと
         指にかかったいいボールを投げていけるようにしていきた
         い」

 復調への光明を見いだし、次への課題を掲げた。

  2軍降格当初の悩みは相当に深かった。「これまでの感じをすべて取っ払
 って、いいときのビデオを見ながら一からやり直していきたい。やることは
 いっぱいあるけど…」。言葉に力はなかった。払しょくするために一心不乱
 に走り込み、練習に取り組み、この日に臨んだ。

   小林コーチ「ストレートはスピードも出ていてよかった。変化球が安定
         していないので球数が多くなった。あとは変化球の精度を
         上げてほしい」

  1軍先発ローテが困窮するなか、中田の早期復調が待たれるのは言うまで
 もない。どん底からはい上がるきっかけをつかんだ中田が、完全復調へまい
 進していく。

◆鈴木、打撃投手で50球

  右ひじ痛で戦列を離れている鈴木が12日、ナゴヤ球場で行われた残留組練
 習で6日以来となる打撃投手を務めた。小田、小川、堂上剛を相手に50球を
 投げ込み

   鈴木   「前よりは良くなっています。投げていて右ひじに圧迫感が
         来るのが遅くなっている」

 状態が確実に良化していることをアピール。ただ、まだ右ひじに痛みはある
 そうで

   鈴木   「連投できるまでには、もう少し時間がかかるかもしれませ
         ん」

 実戦復帰までには多少時間を要する可能性を示唆した。

                 【7月13日付け中日スポーツより引用】