08/05/27 ナゴヤ  サーパス7回戦(対サーパス4勝2敗1分)

◎赤坂6回4安打2四球7奪三振で初勝利◎

 
サーパス
中  日 14

[本塁打]藤 井2号(7回3点仁藤)
[勝 投]赤 坂  (9試合1勝2敗1セ)
[敗 投]小 林  (11試合0勝3敗)

 
サーパス
中  日 16

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .275 .363 .339
  走遊   谷  .182 .182 .250
遊一  柳 田 .254 .310 .354
中   藤 井 .435 .826 .500
  左   中村一 .216 .378 .256
一   新 井 .297 .535 .381
  投   菊 地 .000 .000 .000
  投   樋 口 - - 1.00
右   堂上剛 .241 .371 .288
三   堂上直 .232 .411 .302
左中  平 田 .205 .352 .297
捕   田 中 .256 .293 .299
  捕   小 山 .300 .300 .300
投   赤 坂 .750 1.250 .750
  投   浅 尾 - - -
  打二  森 岡 .171 .257 .268
39 16 12 .245 .376 .314
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
赤 坂 110 25 3.63 7.79
浅 尾 14 0.00 4.05
菊 地 14 1.74 7.40
樋 口 9.00 4.50

【失策】新井2

《相手投手》小林(1回1/3)−鴨志田(2回2/3)−ヤング(2回)
      −仁藤(1回)−山崎(1回)

D先発・赤坂

  赤坂がプロ入り2度目の先発にして、初勝利を挙げた。6イニングを7奪
 三振の無失点に抑える完ぺきなピッチングに加え、打者としても3打数3安
 打2打点の大爆発。投打にスケールの大きさを存分に見せつけ、プロでの第
 一歩を刻んだ。

  一番の衝撃のシーンは4回に訪れた。2死一塁で迎えた打席で、赤坂の放
 った打球は野手顔負けの高速ライナーで左中間を切り裂いた。左前打、右越
 え二塁打に続く左中間への適時二塁打に球場全体がどよめく。

   赤坂   「打撃は好き。プロのタマを打ちたかった」

 浦和学院で高校通算58本塁打を放ち、打者としてもスカウトをひきつけた打
 力は本物だった。

  “本業”のピッチングも光った。3回2死一、三塁のピンチで大砲の浜中
 を新球のフォークで空振り三振に仕留めて波に乗る。低めへのフォークとス
 ライダーで浜中、古木ら1軍クラスが並ぶサーパス打線から次々に三振を奪
 った。

   赤坂   「打線の援護で楽に投げられました」

 小林投手コーチが「目に見えて成長している」と絶賛する快投だった。

  同じ高卒新人ではロッテの唐川が1軍で大活躍している。

   赤坂   「そんなに簡単じゃありませんが、上に行くチャンスはいつ
         かくると思っています」

※落合監督、異例の2軍視察

  落合監督が異例の2軍戦視察を行った。サーパス戦を中盤までネット裏か
 ら視察すると、取材には何も答えずに球場を後にした。

   赤坂   「途中で監督に気付きました。自分の投球をみてもらう初め
         ての機会だったので、いいところを見せようと思いました」

D3番中堅・藤井

  実戦感覚を磨くためにサーパス戦に出場した1軍メンバーの藤井が、7回に3ラン。

   藤井   「いいイメージで1軍の試合にも臨めます」

 打力でもアピールしたいところだ。

                 【5月28日付け中日スポーツより引用】