05/06/08 ナゴヤ  サーパス11回戦(対サーパス7勝3敗1分)

◎小林5イニング2安打1失点◎

 
サーパス
中  日 3X

[勝 投]遠 藤  (18試合2勝0敗)
[敗 投]山 口  (6試合0勝1敗)

 
サーパス 10
中  日 11 10

 打率
中   土 谷 .374
二三  都 築 .247
  打   清水清 .268
  走   普久原 .269
遊二  森 岡 .311
左   中村公 .263
右    森  .281
  走   中村一 .135
一   堂 上 .268
  投   遠 藤 -
  打   桜 井 .200
三   ベロア .167
  遊   中 川 .238
捕   前 田 .190
投   小 林 .500
  投   平 松 .500
  投   金 剛 1.00
  打   玉 野 .220
  投   長 峰 .500
  一   田 上 .154
32 11 .253
 打率

  防御率
小 林 18 3.45
平 松 2/3 8.80
金 剛 1/3 4.41
長 峰 4.50
遠 藤 1.57

【失策】都築

《相手投手》ユウキ(4回)−歌藤(2回)−相木(2回)−山口(2/3回)

D先発・小林

  3年目の左腕・小林が先発し、5イニングを2安打1失点に抑える好投。
 速球とともに昨年から取り組んでいたナックルもさえわたり、4回まで無安
 打に抑える完ぺきな投球を披露した。

  悔しさをバネにして、小林がマウンド上で思い切り腕を振った。

   小林   「また、もう一度(1軍に)呼んでもらえるように、結果を出
         し続けていきたい。調子自体はいいので、これを続けなが
         ら、さらに向上させていきたいです」

  6月5日。プロ3年目で初めて1軍に呼ばれた。だが、一度もマウンドに
 上がることなく、翌6日に出場選手登録を抹消された。やりきれない気持ち
 …。でも小林は上を向いた。結果を出せば、必ずチャンスはまた巡ってくる
 と信じて投げた。

   小林   「しっかりと腕も振れましたし、投球の幅を広げるためのナ
         ックルも、きょうが今までで一番良かったです。攻めの投
         球ができました」

  MAXは145キロ。奪った三振は「5」。そのうち3つは習得したナックルで
 のものだった。自身も納得の投球に、この先の手応えもつかんだ小林が、1
 軍再昇格へ向けて、再びスタートを切った。

D3番遊撃→二塁・森岡

  サヨナラ劇を呼び込んだのは森岡だ。2点ビハインドの9回無死一、二塁。
 サーパス・山口から一、二塁を破り追い上げの適時打を放った。

   森岡   「自分の持ち味である、内野の間を抜く打撃ができました」

 この後、森の四球で二進した森岡は、「自分で決めて走りました」と勝負を
 決める三盗も成功させ、桜井の犠飛でサヨナラのホームを踏んだ。この日5
 打数3安打1打点1得点の活躍に、満足げな表情を浮かべていた。

                 【6月9日付け中日スポーツより引用】