05/05/22 蒲郡  ソフトバンク10回戦(対ソフトバンク7勝2敗1分)

◎鎌田の2安打のみで完封負け◎

 
ソフトB
中  日

[勝 投]倉 野  (4試合2勝0敗)
[敗 投]野 口  (3試合1勝1敗)

 
ソフトB
中  日

 打率
中   普久原 .292
  打   桜 井 .158
遊   鎌 田 .245
三二  堂 上 .255
  打二  中 川 .243
左   中村公 .275
一   田 上 .176
右   中村一 .133
  打右   森  .300
捕   前 田 .125
  打捕  小 川 .150
投   野 口 .400
  打   玉 野 .222
  投   石 川 -
  投   平 松 .500
  投   金 剛 -
  投   石 井 -
  打   小 山 .179
二三  都 築 .274
28 .250
 打率

  防御率
野 口 24 2.45
石 川 2/3 1.69
平 松 1/3 8.68
金 剛 1.64
石 井 1.50

【失策】鎌田、都築

《相手投手》倉野(9回)

D2番遊撃・鎌田

  新人の鎌田が、ソフトバンク先発・倉野のノーヒットノーラン劇を阻止し
 た。7回1死までノーヒットの中日打線だったが、第3打席、右前にチーム
 初安打を放った。9回にも外角のチェンジアップを左前に安打し、チーム全
 安打の2安打を放ち、ひとり気を吐いた。

   鎌田   「いつも通りの打撃をすることだけ考えて打席に入りました。
         (9回の安打は)インコースはこないだろうと思ってました。
         狙い通りですね」

 21日も2本の三塁打を放つなど4打数2安打2打点の活躍、2日連続で上昇
 中の打撃をアピールした。

D先発・野口

  野口が6イニングを投げ被安打5、奪三振3の2失点(自責1)だった。

  雨が降りしきる中での“奮投”だった。1軍再昇格を目指す野口が、先発
 も3イニングでKOされた15日の1軍交流戦、ソフトバンク戦以来、中6日
 で先発マウンドに立った。

  4回、3安打、1四球と味方の失策が絡み2点を失ったが、6イニングを
 投げ得点を許したのはこの回だけ。落ち着いた表情で黙々と腕を振り続けた。
 時々、激しい雨が降り投げにくい状況下だったにもかかわらず、十分に合格
 点の投球をみせた。

   佐藤監督 「本人も力を抜いて投げる感覚が分かったと言っていたから
         ね。肩の不安もなくなってしっかり腕を振っていたんじゃ
         ないかな」

  交流戦に入り1軍の先発ローテーションは不安定な状況が続いているだけ
 に、99年のセ・リーグMVP投手・野口の1日も早い完全復活が期待される。

                 【5月23日付け中日スポーツより引用】