05/05/10 ナゴヤ  ソフトB6回戦(対ソフトB4勝1敗1分)

◎小笠原6イニング無四球12奪三振無失点◎

  10
ソフトB
中  日

 
ソフトB 15
中  日

 打率
三   都 築 .276
  捕   前 田 .091
  打   清水将 .300
  走   桜 井 .167
二   森 岡 .289
  打   小 川 .091
左    森  .313
  左   普久原 .250
中右  土 谷 .388
捕   小 山 .158
  打   田 上 .273
  投   高橋聡 -
  投   鈴 木 -
  投   遠 藤 -
  打   玉 野 .233
  投   久 本 -
右   中村一 .133
  打中  幕 田 .240
一   堂 上 .273
  三   鎌 田 .179
遊   中 川 .281
投   小笠原 .000
  打一  大 西 .206
39 .257
 打率

  防御率
小笠原 24 1.88
高橋聡 11/3 0.00
鈴 木 2/3 2.08
遠 藤 2.08
久 本 4.30

【失策】都築

《相手投手》寺原(6回)−水田(1回1/3)−松(2/3回)−佐藤(2回)

D先発・小笠原

  小笠原が快投を披露した。毎回の12奪三振。切れ味鋭い速球とシュートを
 武器に6イニングを無四球の無失点に。1軍再昇格へ、準備万端だ。

  築いた三振の山は「12」。小笠原が立ち上がりから快調に飛ばし、小気味
 のいい投球でソフトバンク打線に付け入るスキを与えなかった。初回に先頭
 打者の明石から三振を奪ってから、“三振ショー”の幕開けだ。

   小笠原  「(打者の)外(外角)にうまく投げられた。別に三振を取りに
         いったわけじゃないですけど、指によくかかったボールが
         投げられました(ニヤリ)」

 自身も納得の投球内容だった。

  不調のため、4月22日に出場選手登録を抹消。2軍での再調整を余儀なく
 された。1軍で結果が出せない状況を打開するため、練習では50メートルダ
 ッシュを100本こなすなど、毎日徹底的に走り込んだ。 下半身を意識した投
 球フォームに取り組むなど、やるべきことをしっかりとこなしてきた。

   佐藤監督 「きょうの小笠原は最高だったね。球のキレも内容も抜群。
         走り込みの成果が出たんじゃないかな」
   小笠原  「インコースヘの投球が少し甘かった。しいて言うならそれ
         が課題。でも今の感じだったら『(1軍でも)いける』とい
         う感覚です」

 そう話す小笠原の表情からは、自信が満ちあふれていた。

D4番中堅→右翼・土谷

  上昇気流に乗っている土谷が、この日も先制適時打を含む5打数3安打と
 活躍した。5月10日現在、49打数19安打。打率3割8分8厘というハイアベ
 レージだ。

   土谷   「ここにきて打席での“間”の取り方がよくなってきていま
         す。まだ完全ではないんですけど、いい時に近づいてます
         ね。
         ミスショット(打ち損じ)をしないように、まだまだ調子を
         上げていきたいです」

 土谷が好調さに甘んじることなく、さらに上を目指す。

                 【5月11日付け中日スポーツより引用】