09/07/04 ナゴヤ  阪神14回戦(対阪神5勝6敗3分)

◎堂上直 今季1号2ラン◎

 
阪  神 10
中  日

[本塁打]堂上直1号(8回2点西村)
     大 城2号(9回2点岩田)
[勝 投]西 村  (18試合1勝1敗)
[敗 投]金 剛  (20試合0勝1敗8セ)

 
阪  神 12
中  日 11

 打率長打率出塁率
遊   岩崎達 .242 .308 .324
二   柳 田 .289 .421 .363
  打   岩崎恭 .283 .377 .355
左   堂上剛 .286 .429 .324
一   新 井 .289 .479 .420
三   デラロ .158 .368 .200
  三   堂上直 .198 .337 .258
右   中村一 .306 .376 .335
中   中 川 .266 .329 .333
捕   小 田 .243 .270 .300
投   中 里 .222 .222 .200
  投   菊 地 - - -
  投   平 井 - - -
  打   西 川 .220 .305 .312
  投   斉 藤 - - -
  投   金 剛 - - -
  投   岩 田 - - -
  打   沢 井 .350 .382 .400
34 11 .265 .384 .331
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
中 里 52/3 98 27 3.98 7.95
菊 地 1/3 3.09 6.17
平 井 11 0.00 9.00
斉 藤 10 5.14 6.43
金 剛 0/3 19 2.25 9.90
岩 田 18 8.46 6.85

【失策】小田

《相手投手》久保田(6回)−上園(1回)−西村(1回)−藤田(1回)

D5番三塁(途中出場)・堂上直

  明日につながる一打が飛び出した。堂上直が7回の守備から途中出場。1
 点ビハインドの8回裏無死一塁からこの時点では逆転となる今季第1号2ラ
 ンを放った。夏本番を前に巻き返しが始まった。

  日ごろは冷静なプレースタイルが信条の堂上直が、この時ばかりは派手な
 ポーズで喜んだ。1点ビハインドで迎えた8回裏無死一塁。阪神・西村の投
 じた125キロのスライダーを強振する。 高々と舞い上がった打球が左翼ネッ
 トを揺らすのを確認すると、一塁ベースを回ったところで右手を高々と突き
 上げた。

   堂上直  「(阪神に2.5ゲーム差で迎えた)首位決戦で、 チーム全員が
         この3連戦を大事にしていた。落とせないゲームだと思っ
         て、必死でやった結果だったので、打ててうれしかったで
         す」

  今季はここまで不振を極めた。追い打ちをかけるように5月下旬には左脇
 腹を痛めて、約1カ月の戦列離脱まで余儀なくされた。その間に同期入団の
 福田がサードに入った。

  打撃で猛アピールに成功する競争相手に、発奮しないわけにはいかなかっ
 た。ふがいなかった自分に別れを告げる一打でもあっただろう。

   堂上直  「これだけ(打席で)集中したのは久々です。これをきっかけ
         にして、調子を上げていきたいです」

  気持ちで呼び込んだ一発。堂上直のばく進がここから始まろうとしている。

                 【7月5日付け中日スポーツより引用】