09/03/28 鳴尾浜  阪神2回戦(対阪神0勝2敗)

◎山本昌5イニング4失点◎

 
中  日
阪  神

[本塁打]新 井1号(8回1点西村)
[勝 投]筒 井  (1試合1勝0敗)
[セーブ]横 山  (2試合0勝0敗1セ)
[敗 投]山本昌  (1試合0勝1敗)

 
中  日
阪  神 11 10

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .500 .500 .556
遊   柳 田 .250 .375 .250
  投   岩 田 - - -
  投   長 峰 - - -
  打   福 田 .000 .000 .000
右   堂上剛 .000 .000 .250
一   新 井 .250 .625 .250
左   中村公 .125 .125 .125
三   堂上直 .143 .286 .143
中   中村一 .167 .167 .167
  打中  英 智 .000 .000 .000
捕   田 中 .333 .667 .333
  打   西 川 .000 .000 .500
投   山本昌 .000 .000 .500
  打   中 川 .000 .000 .000
  投   中 里 - - -
  遊   岩崎恭 .000 .000 .000
33 .185 .277 .243
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山本昌 118 25 7.20 5.40
中 里 18 9.00 0.00
岩 田 21 0.00 9.00
長 峰 16 0.00 9.00

【失策】堂上直

《相手投手》若竹(4回)−金村大(1回)−筒井(2回)
      −西村(1回)−横山(1回)

D先発・山本昌

  山本昌が開幕へ向け、ちょっぴり不安を残した。最高気温10度という寒さ
 も影響したのか、5イニングで6安打4四球で4失点に終わった。

  いつも柔和な表情で取材に応じる山本昌が珍しく下を向いた。試合後のベ
 ンチ。

   山本昌  「ダメ。ダメだよ。きょうはオレ(の取材)はいいよ」

 おそらくこの日が開幕前の最終登板。その結果が5イニングを6安打4失点
 で敗戦投手では、コメントを避けたがるのも無理はなかった。

  持ち味の制球力が鳴りを潜めてしまった。カウント0−3が3度。4四球
 も与え、118球と球数も多かった。 昨年の公式戦では、登板23試合で最多が
 3四球。4四球以上は一度もなかった。 この日の最速は136キロ。ファウル
 が37球だったのに対し、空振りは8球。空振りをなかなか奪えなかったのも、
 結果論ではあるが、投球を苦しくしてしまった。

  調整は順調に進んでいるはずだった。キャンプでは「(11勝した)昨年と同
 じ調整をします」と宣言していた通りの課程を経ていた。キャンプ後は中6
 日程度のペースで登板できた。この日も失点を重ねたとはいえ、「長い回を
 投げる」というテーマはクリアした。 5イニング、118球はともにキャンプ
 後最多だった。

   山本昌  「球数を投げたかったけど、(アウトがなかなか取れずに)本
         当に球数投げちゃったよ」

 冗談を言う余裕があったのは救いであり、竜党にとっては光明。ナゴヤドー
 ムで行われる、4月3日からの横浜との開幕3連戦で登板する可能性が大き
 い。まだ修正の時間はある。 最後の登板で結果は出なかったが、通算204勝
 という抜群の実績を信じ、復調を待つしかない。

D9番遊撃(途中出場)・岩崎恭
D3番手・岩田

  岩崎恭と岩田の新人コンビが、ウエスタン・リーグながら公式戦デビュー
 を果たした。岩崎恭は7回の守備から遊撃で途中出場。1打数無安打に終わ
 ったが、守備は無難にこなした。

   岩崎恭  「緊張はしませんでした。楽しくプレーできました」

  岩田は7回に登板し、1イニングを2安打無失点。

   岩田   「とにかくゼロで抑えられたのがよかったです」

                 【3月29日付け中日スポーツより引用】