08/05/28 ナゴヤD  サーパス8回戦(対サーパス4勝2敗2分)

◎浅尾7試合連続無失点◎

 
サーパス
中  日
      (1軍使用のため8回打ち切り)

 
サーパス
中  日 13

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .283 .368 .345
  投   浅 尾 - - -
  投   菊 地 .000 .000 .000
  投   金 剛 - - -
  打   小 山 .300 .300 .300
遊   柳 田 .247 .301 .353
  打   西 川 .111 .259 .250
  走遊  岩 崎 .159 .270 .221
  打   上 田 .200 .233 .294
中   藤 井 .393 .714 .452
一   新 井 .298 .529 .390
右   堂上剛 .244 .378 .295
三   堂上直 .217 .383 .284
左   平 田 .198 .341 .286
捕   田 中 .271 .318 .319
  走   中村一 .216 .378 .256
投   清水昭 .100 .100 .182
  打二  森 岡 .194 .306 .302
30 .246 .375 .318
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
清水昭 98 26 3.97 4.17
浅 尾 10 0.00 3.52
菊 地 0/3 1.74 7.40
金 剛 0.96 7.71

【失策】堂上直

《相手投手》梶本(6回)−ヤング(1回)−吉川(1回)

D先発・清水昭

  先発した清水昭が縦の変化球に手応えをつかんだ。

   清水昭  「今回はフォークボールを試そうと思って多めに投げた。満
         塁(6回無死)になってフォークボールで三振を取れたこと
         が収穫です」

 これまで試合では1、2球しか投げなかったというフォークを、ピンチで投
 げて結果を得た。今後への自信をつかんだようだ。

D2番手・浅尾

  右肩痛からの復調を目指す浅尾が2番手で中継ぎ登板。7回の1イニング
 を1安打無失点に抑え、連続試合無失点を7試合に伸ばした。

  右肩の不安は投げるごとに薄れていっている。それを実感できることが、
 今の浅尾にとって何よりの収穫だ。

   浅尾   「徐々に良くなっているのが分かります。真っすぐのスピー
         ドに関しては納得していないですけど、コントロールも変
         化球も良くなっている。だいぶ(肩の状態が)いいところま
         できてると思います」

  速球のMAXこそ143キロ止まり。ただ27日の同カードに続く、今季2度目の
 2連投を無難にこなせた。それに手応えを感じ、笑顔を浮かべるのだ。これ
 で7試合連続無失点。結果も出しながら着実に段階を上げていっている。

   浅尾   「肩にまったく不安なく投げられるように、これからも投げ
         る回数を増やしていきたい。今はスピードよりも、そのこ
         とを考えてやっています」

 右肩の不安と決別することを大前提に置きながら、一日も早い完全復調を目
 指す。

D9番代打→二塁・森岡

  森岡が貴重な同点適時二塁打。事前の準備が生み出した一撃だ。6回に2
 点を追い上げて、なお2死一塁。ここで代打の森岡が、サーパス先発・梶本
 のフォークボールをうまく拾って左中間へ。

   森岡   「ベンチで観察して準備はできてました。配球でフォークボ
         ールが多いことも頭に入っていたので、うまく打てたと思
         います」

 しっかりとした観察眼が生んだ安打に、満足な表情を浮かべた。

◆中里、抹消後初のブルペン35球

  右肩の違和感で2軍落ちしている中里が、出場選手登録を抹消された5日
 以降では初めてナゴヤ球場でブルペン入り。捕手を立たせたまま、投球の感
 触を確かめるように35球を投じた。

   中里   「50%位の力で投げました。感触は悪くない。順調です」

 1軍では中継ぎ右腕が不足気味となっているだけに、早期復帰が期待される。

                 【5月29日付け中日スポーツより引用】