08/05/24 ナゴヤ  阪神7回戦(対阪神5勝2敗)

◎佐藤充7回2/3無失点◎

 
阪  神
中  日

[本塁打]藤 井1号(1回1点杉山)
[勝 投]佐藤充  (8試合4勝2敗)
[セーブ]菊 地  (17試合0勝0敗1セ)
[敗 投]杉 山  (3試合0勝1敗)

 
阪  神
中  日

 打率長打率出塁率
中   藤 井 .444 .778 .524
遊    谷  .190 .190 .261
右   堂上剛 .234 .351 .283
一   新 井 .309 .557 .389
左   上 田 .200 .233 .273
三   堂上直 .241 .426 .293
二   森 岡 .147 .206 .231
  走二  岩 崎 .159 .270 .221
捕   田 中 .256 .295 .301
投   佐藤充 .176 .176 .222
  投   菊 地 .000 .000 .000
28 .239 .365 .307
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
佐藤充 72/3 128 29 2.65 5.63
菊 地 11/3 15 1.83 7.78

【失策】森岡

《相手投手》杉山(5回)−オヘイダ(1回)−清原(1回)−辻本(1回)

D先発・佐藤充

  佐藤充が先発。6回1死までノーヒットピッチングを披露するなど好投し、
 7イニング2/3を5安打1四球で無失点に抑えて今季4勝目(2敗)を挙げた。

  06年のセ・パ交流戦でブレークした姿が思い起こされた。前回の完封勝利
 に続く2試合連続の無失点勝利。佐藤充が本来の調子を取り戻し、完全復調
 宣言だ。

   佐藤充  「しっかりと(打者に)勝負にいけた。 前回(17日広島戦で完
         封勝ち)の調子を、そのまま継続できたことが良かった」

  打者に向かって攻めの姿勢を崩さずに、ただ、しっかりと腕を振る。シン
 プルな投球スタイルが持ち味の佐藤充だが、不調の昨季はそれができなかっ
 た。マウンドに立ってからも投球フォームなどあれこれと考えてしまい、打
 者と勝負する前の段階で、自分との戦いにつまずいていた。このままでは…。
 背水の覚悟で臨んだ今季は「しっかり腕を振る」という原点に返ることで、
 徐々に調子を取り戻してきた。その末の2試合連続無失点勝利。

   佐藤充  「いいリズムで投げられている。このまま自信を持って投げ
         られる土台をつくって、足元をしっかりとかためていきた
         いですね」

  06年はファームで2試合連続完封勝利を挙げて、交流戦前に1軍昇格。そ
 こから中日の球団タイ記録となる5試合連続完投勝利を挙げるなど、救世主
 的活躍でチーム優勝に貢献した。再現するために…。結果を出し続けて1軍
 昇格をアピールしていく。

                 【5月25日付け中日スポーツより引用】