08/03/23 ナゴヤ  サーパス2回戦(対サーパス1勝1敗)

◎沢井2ラン含む2安打◎

 
サーパス
中  日

[本塁打]沢 井1号(4回2点康介)
[勝 投]川 井  (1試合1勝0敗)
[セーブ]鈴 木  (1試合0勝0敗1セ)
[敗 投]康 介  (1試合0勝1敗)

 
サーパス
中  日

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .400 .800 .400
遊   岩 崎 .250 .250 .400
左   中村公 .222 .222 .222
一   新 井 .429 .857 .556
中   平 田 .143 .143 .250
右   中村一 .667 2.000 .750
捕   清水将 .250 .250 .250
  捕   前 田 - - -
三   森 岡 .333 .500 .375
  走    谷  - - -
  三   堂上直 - - -
投   川 井 .000 .000 .000
  打   堂上剛 .200 .200 .200
  投   山 井 - - -
  打   小 山 - - -
  投   鈴 木 - - -
31 .294 .471 .355
 打率長打率出塁率

  防御率 奪三振率
川 井 71 26 4.50 3.00
山 井 34 0.00 4.50
鈴 木 16 0.00 0.00

《相手投手》康介(4回)−鴨志田(3回)−梶本(1回)

D先発・川井

  1軍開幕ローテ入りを目指す左腕・川井が、先発で6イニングを投げ7安
 打3失点。5回まで先頭打者をすべてアウトにする安定した投球を続けてい
 た。6回、岡田に犠飛、2死一、二塁から古木にはカウント2−1と追い込
 みながら中越えに2点三塁打された。

   川井   「真ん中高めにいってしまいました。ボール球にしなければ
         いけなかったのに…」

D2番手・山井

  下半身の強い張りを訴えて2軍調整中の山井が、7回から2番手で登板し、
 2イニングを無失点に抑えた。次回登板では長いイニングを投げ、内容が良
 ければ、4月中旬にも1軍に復帰できる見込みだ。

  スタンドの拍手と歓声はひときわ大きかった。21日ぶりに山井が実戦のマ
 ウンドに立った。

   山井   「投げられたことが一番ですが、全体的に良くなかった」

 と笑顔はない。2イニング無失点でも、結果より内容に不満だった。それで
 も、1軍復帰へまた一歩前進したことには変わりない。

   山井   「今から開幕というのはちょっと…。とりあえず、早く呼ば
         れるようにしたいです。もうちょっと早く投げられると思
         ったんですけど」

  開幕ローテは無理でも、4月半ばの早期復帰には意欲をみせた。2日の日
 本ハム戦(北谷)で登板後、下半身に張りを訴えて2軍行きとなった。慎重に
 調整していくことになったが、14日に投球練習を再開、18日にはフリー打撃
 に登板し、この日の実戦復帰となった。

  直球の最速は144キロを記録。 スライダー、フォークも投げた。課題は制
 球。7回はボールが先行したこともあり

   山井   「すべてに関して気持ちのいい球は投げてないです。もっと
         投げ込まないといけません」

  この日は2イニング。これからイニング数も増やしていきたいという。

   山井   「長いイニングを投げていくと感じをつかめると思う。投げ
         られる状態にありますよ」

 先発の用意はいつでもできている。次は29、30日のウエスタン・リーグ、ソ
 フトバンク戦(雁の巣)で先発することが濃厚で、順調にいけば4月中旬には
 復帰が可能だ。

   山井   「(下半身は)大丈夫です。投げた後の不安を感じることもあ
         りません。あとは精度を上げて投げるだけです」

 出遅れは不本意でも、復帰のメドは立った。4月中旬には強力先発陣の態勢
 が完全に整う。

D3番手・鈴木

  鈴木が登板機会をつくるために、サーパス戦の9回に登板した。いきなり
 連続四球を出し、無死一、二塁のピンチになったが、代打・小瀬を左飛、柴
 田をシュートで三ゴロ併殺打に打ち取った。

   鈴木   「ボールを引っかいて投げていました。試合後、ブルペンで
         修正できたので大丈夫です」

 昨年は2軍スタートだったが、今年は1軍が濃厚。

   鈴木   「いつも春先は良くないですが、去年よりは悪くないです」

D1番二塁・沢井

  沢井が4回に左翼ネット中段に突き刺さる1号2ランを放った。2回には
 左中間へ適時二塁打。いずれも右打席で放ち、2安打3打点の活躍だ。

   沢井   「(本塁打は)いい当たりでした。右打席はいいポイントで打
         てているので、左打席でも打てるように調整していきたい
         です」

 開幕から2戦連続マルチ安打とアピールしている。

D7番捕手・清水将

  清水将が8回の守備で右手親指を痛め、途中退場。試合途中に病院に向か
 い検査を受けた結果、右手親指の骨折が判明した。

                 【3月24日付け中日スポーツより引用】