05/09/24 ナゴヤ  阪神19回戦(対阪神7勝11敗1分)

◎高橋聡7イニング3失点◎

 
阪  神
中  日

[本塁打]喜 田19号(高橋聡)
     喜 田20号(高橋聡)
      森 9号(金沢)
     中 川3号(吉野)
[勝 投]高橋聡  (5試合1勝0敗)
[敗 投]吉 野  (20試合1勝3敗)

 
阪  神
中  日

 打率
遊   沢 井 .374
二   鎌 田 .256
一   堂 上 .296
右    森  .304
  右   普久原 .295
中   土 谷 .332
左   大 友 .333
  左   都 築 .253
三   中 川 .240
捕   小 川 .170
投   高橋聡 .000
  打   玉 野 .230
  投   小 林 .417
29 .260
 打率

  防御率
高橋聡 28 2.38
小 林 4.67

《相手投手》金沢(4回)−吉野(4回)

D先発・高橋聡

  再調整のため、19日に2軍落ちした高橋聡が先発。プロ入り後、自己最長
 の7イニングを投げ、6安打3失点。スピードを抑えたフォークを試投する
 など、緩急を使った投球に手応えをつかんだ。

  “剛”プラス“柔”。緩急を使った投球術に新境地を見いだす−。高橋聡
 が、打たせて取る投球にチャレンジし、確かな手応えをつかんだ。

  力だけでは抑えきれない。1軍で身をもって経験した高橋聡。投球の幅を
 広げるために、緩急の必要性に迫られ、そして動き出した。

  変身したのは5回からだった。

   高橋聡  「今までは三振を取るためにフォークボールを投げていたけ
         ど、打たせるように意識してスピードを落として投げまし
         た」

 速いフォークと遅いフォーク、スローカーブも織り交ぜた。そこから3イニ
 ングで、ゴロの山を6つ築いた。

   高橋聡  「打たせて取る面白さを感じました。力の抜きかたを早く覚
         えて、緩急がうまく使えるようにしていきたい」

  切れのある速球と度胸は折り紙付き。緩急を使いこなせれば鬼に金棒だ。

D7番三塁・中川

  試合を決めたのは中川の1発だった。同点で迎えた7回1死。吉野の投じ
 た2球目の127キロのスライダーを左中間最深部に運んだ。

   中川   「体が残って、うまく打つことができました。最近ボールが
         よく見えているし、(打撃の)調子も上がってきました。こ
         れを続けていきたいですね」

                 【9月25日付け中日スポーツより引用】