05/09/23 ナゴヤ
阪神18回戦(対阪神６勝11敗１分)
◎中里３イニング４安打１四球１三振で無失点◎
| |
１ |
２ |
３ |
４ |
５ |
６ |
７ |
８ |
９ |
計 |
| 阪 神 |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
１ |
０ |
１ |
０ |
２ |
| 中 日 |
１ |
２ |
１ |
１ |
０ |
０ |
１ |
０ |
Ｘ |
６ |
［本塁打］沢 井２号(筒井和)
中 川２号(筒井和)
喜 田18号(長峰)
［勝 投］石 川 (31試合３勝２敗)
［敗 投］筒井和 (20試合５勝４敗)
| |
安 |
二 |
三 |
本 |
振 |
球 |
犠 |
盗 |
併 |
残 |
失 |
暴 |
捕 |
ボ |
| 阪 神 |
11 |
３ |
０ |
１ |
６ |
２ |
０ |
１ |
１ |
９ |
０ |
０ |
０ |
０ |
| 中 日 |
６ |
０ |
２ |
２ |
10 |
10 |
２ |
１ |
０ |
８ |
０ |
０ |
０ |
０ |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 盗 | 打率 |
| １ |
遊 |
沢 井 |
３ |
１ |
０ |
０ |
１ |
１ |
１ |
.379 |
| |
投 |
川 岸 |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.500 |
| ２ |
中 |
普久原 |
３ |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.295 |
| |
打遊 |
鎌 田 |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.261 |
| ３ |
二 |
森 岡 |
２ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.332 |
| ４ |
左 |
中村一 |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.146 |
| ５ |
一 |
堂 上 |
３ |
１ |
０ |
１ |
０ |
２ |
０ |
.297 |
| ６ |
右 |
都 築 |
２ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.253 |
| ７ |
三 |
中 川 |
３ |
２ |
０ |
０ |
１ |
２ |
０ |
.238 |
| ８ |
捕 |
小 山 |
４ |
１ |
０ |
１ |
０ |
１ |
０ |
.204 |
| ９ |
投 |
中 里 |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.000 |
| |
投 |
平 松 |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.600 |
| |
打 |
田 上 |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.179 |
| |
投 |
矢 口 |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
- |
| |
投 |
長 峰 |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.167 |
| |
投 |
石 川 |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.000 |
| |
打 |
仲 沢 |
１ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.191 |
| |
中 |
桜 井 |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
０ |
.203 |
| 計 |
26 |
６ |
０ |
２ |
２ |
６ |
１ |
.261 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 盗 | 打率 |
| |
回 |
打 |
安 |
責 |
暴 |
ボ |
防御率 |
| 中 里 |
３ |
13 |
４ |
０ |
０ |
０ |
1.29 |
| 平 松 |
１ |
３ |
０ |
０ |
０ |
０ |
4.84 |
| 矢 口 |
１ |
４ |
０ |
０ |
０ |
０ |
4.22 |
| 長 峰 |
１ |
５ |
２ |
１ |
０ |
０ |
4.57 |
| 石 川 |
２ |
９ |
４ |
１ |
０ |
０ |
4.81 |
| 川 岸 |
１ |
４ |
１ |
０ |
０ |
０ |
3.16 |
《相手投手》筒井和(６回)−佐久本(２回)
Ｄ先発・中里
右肩を痛め約４年ぶりに実戦復帰を果たした中里の１軍登板が、当初より
早まり今月末になる可能性が出てきた。復帰後４試合目の登板で、最長の３
イニングを投げ、４安打無失点に抑えた。
１軍登板へ。中里がまたステップアップした。復帰後最長となる３イニン
グ、最多の53球を投げ、無失点に抑えた。
中里 「立ち上がりは、 いつも力んで入るところがあったんで(こ
の日は)落ち着いて入ることを心掛けました。 ３イニング
目は少し疲れがでました。でも、球数は練習でも投げてい
たので問題はなかったです」
1428日ぶりに実戦復帰を果たした８月21日のウエスタン広島戦から計４試
合。登板するたびに着実に段階を上げてきた。前回登板の11日ソフトバンク
戦では、カーブが何度か抜ける場面があったが、この試合ではカーブにキレ
が増し、低めに制球された。この日の登板に向けて残留組練習では打撃練習
に登板するなど、カーブ習得に意識をおいて調整を行った。
佐藤監督 「きょうの収穫はカーブが入ったことだね。前回よりコント
ロールが良かった。試合途中でしっかりと修正もできた。
(１軍で)投げる態勢が整った。１イニングは投げられるで
しょう。ファンもあの(ホップする)ボールを見たいと思っ
てるだろうからね」
落合監督の意向もあり１軍登板が現実味を帯びてきたことについて
中里 「自分の中ではまだ納得できるピッチングができてないんで
…。でも、投げさせてもらえるならそれはうれしいことで
すね。これまで頑張ってきたかいがあります」
当初、 10月１日の２軍戦でもう１試合登板してから同７日の横浜戦(ナゴ
ヤドーム)で１軍復帰することが濃厚だったが、この日の好投で
佐藤監督 「その(１日の２軍戦)前に上からお呼びが掛かるかもしれな
い」
早ければ30日からの広島３連戦(ナゴヤドーム)中にも出場選手登録される
可能性がある。
※信じ続ければ夢はかなうんだ ＜アイツとオレより＞
あらためて精神的な強さを認識させられた。９月初旬の午後だった。ナゴ
ヤ球場の駐車場で愛車を洗車中の中里に声を掛けた。復帰までの、つらかっ
たであろう道のりを問うと
中里 「つらくなんかなかったですよ。(故障後の４年間も)長く感
じたこともなかった。ピッチャーとして復活すること以外
に、何も考えませんでしたからね。ピッチャーをやるため
に野球をやってきましたからね」
大きな瞳を輝かせた。
復活を信じ、決して信念を曲げなかった中里に、男を感じた。あきらめず
に努力を続ければ、目標は達成できる。夢は信じ続ければ必ずかなう。こん
な気持ちも思い出させてくれた。
中里 「お世話になった皆さんに、投げられる姿を見せることはで
きました。でも、本当の勝負はこれからなんです。結果を
出して、恩返しできるようにしたいんです」
新たな目標を掲げた中里に、「きっとできるよ」と心の中で確信した記者。
野球の神様は、もう、君の味方だ。
Ｄ１番遊撃・沢井
ルーキー沢井が先頭打者本塁打を放った。先発・筒井和の投じた低めの直
球をうまくとらえ、弾丸ライナーでバックスクリーン左に２号をたたき込ん
だ。
沢井 「まさか入るとは思わなかったですね。コンパクトに振り抜
けました」
【９月24日付け中日スポーツより引用】
