05/05/11 ナゴヤ  ソフトバンク7回戦(対ソフトバンク5勝1敗1分)

◎ドミンゴ5イニング無失点、MAX151キロ◎

 
ソフトB
中  日

[本塁打]吉 本1号(マルティネス)
[勝 投]マルティネス(4試合2勝1敗)
[敗 投]溝 口   (2試合0勝1敗)

 
ソフトB 10
中  日

 打率
三   都 築 .274
二   森 岡 .314
一    森  .288
右中  土 谷 .365
左   大 西 .212
  左   普久原 .250
中   幕 田 .231
  右   中村一 .133
捕   小 山 .182
遊   鎌 田 .167
投   ドミン .000
  打   ホッシ .333
  投   マルテ .000
  打   田 上 .261
  投   久 本 -
  投   金 剛 -
27 .256
 打率

  防御率
ドミン 19 0.00
マルテ 3.68
久 本 4.02
金 剛 2.00

《相手投手》田之上(6回)−溝口(0/3回)−松本(1回)−小椋(1回)

D先発・ドミンゴ

  右肩痛のためファームで調整しているドミンゴが先発登板した。今季初め
 て実戦登板した右腕は、5イニングで6三振を奪うなど、3安打の無失点に
 抑える好投を披露。1軍復帰へ準備を整えた。これで、17日から札幌ドーム
 で行われる日本ハムとのセ・パ交流戦の3連戦のいずれかで復帰することが
 濃厚となった。

  右肩痛で開幕から出遅れていた剛腕が、復活を告げた。ドミンゴが、先頭
 ・川崎に対して投げた第1球は、何と149キロを計測。 高めの直球で川崎の
 バットを詰まらせ、遊ゴロに仕留めた。次打者・明石をストレートの四球で
 出塁させ、3番・吉本の3球目に暴投。走者を二進させたが、落ち着いた投
 球で、後続を中飛、二ゴロに打ち取った。

   ドミンゴ 「きょうは順調に投げられた。ストライクを投げることを意
         識して、ランナーが出ても落ち着いて投げることができた
         よ」

  2回、8番・田口の5球目には、この日MAXの151キロを計測。6球目も続
 けて151キロの直球を投げ込み、三ゴロに仕留めた。 5イニングで打者19人
 に対して72球を投げ、被安打3、奪三振6、四球1。無失点に抑える好投だ
 った。

  また、この試合には、ドミンゴの夫人のエスターさんと二女のドミニクス
 ちゃんが応援に駆け付けた。

   ドミンゴ 「いいところを見せられて良かった」

 ニコニコ顔だった。

   佐藤監督 「チェンジアップが少し高かったけど、45キロもある緩急の
         差が良かった。順調にきている。いい報告ができる」

  今後、ウエスタン・リーグでの調整登板があるのかの質問に、

   ドミンゴ 「もうないと思うよ。自分ではもう大丈夫だと思っている」

  本人は1軍復帰を望んでおり、首脳陣もそれを認める方向だ。中6日を空
 け、17日からの日本ハムとの札幌ドーム3連戦のいずれかで、復帰のマウン
 ドに立つことになりそうだ。

D2番二塁・森岡

  森岡が初回に先制の足掛かりとなる左翼線二塁打を含む、3打数3安打の
 活躍。その3安打すべてをきれいに逆方向へ打ち返した。

   森岡   「きょうは良かったですね。センターから左方向を意識して、
         球に逆らわずに、その通りの打ち方ができました」

 打率も86打数27安打の3割1分4厘まで上昇した。ここ2戦で8タコと、ち
 ょっとブレーキ気味だった打撃に、再び勢いが戻ってきた。

                 【5月12日付け中日スポーツより引用】