05/04/27 由宇  広島4回戦(対広島2勝2敗)

◎川井乱調4イニング9安打4失点◎

 
中  日
広  島

[勝 投]小 島  (4試合2勝1敗)
[敗 投]川 井  (4試合2勝1敗)

 
中  日
広  島 11 11 10

 打率
三   都 築 .277
  打三遊 鎌 田 .182
二   森 岡 .292
左   桜 井 .167
一   田 上 .273
右   中村一 .000
  打右  大 西 .200
捕   小 川 .125
  投   長 峰 -
  打   土 谷 .355
  投   矢 口 -
遊   中 川 .302
  打三  堂 上 .308
中   普久原 .308
  打中  幕 田 .316
投   川 井 .000
  打   小 山 .083
  投   石 川 -
  投   小 林 -
  打捕  清水清 .323
35 .262
 打率

  防御率
川 井 23 2.50
石 川 1/3 1.80
小 林 2/3 5.40
長 峰 1.93
矢 口 4.50

【失策】中川

《相手投手》小島(5回2/3)−天野(2回1/3)−フェリシアーノ(1回)

D先発・川井

  川井が先発したが、4イニング4失点(自責3)で敗戦投手となった。同投
 手は同リーグ通算2勝1敗。1軍に再復帰するには、制球力に大きな課題が
 ある。

  試合後の新人サウスポーの険しい表情がすべてを物語っていた。川井は猛
 反省し、帰りのバスヘと乗り込んだ。

   川井   「立ち上がりが課題なんです。そこを抜ければ、後はポンポ
         ンといけるんですけどね」

  1回に、つまずいた。1番・天谷を遊ゴロに仕留めたものの、バックの失
 策で、一気に二進を許した。いきなりピンチを迎えたために落ち着きをなく
 し、鞘師の二塁内野安打で無死一、三塁とされ、続く3番・末永に右前適時
 打を許した。2、3回は無失点に抑えたものの、いずれも安打されて苦投。
 4回は鞘師、フランコに適時打されて、この回、3失点。結局、4イニング
 で9安打を浴び、最後までリズムを取り戻すことができなかった。

   佐藤監督 「全体的に球が高かったね。(カウントを)追い込んでから高
         めを打たれてた。今までで一番悪かったんじゃないかな」

  1軍で初登板初先発した20日の広島戦(広島市民)で、川井は3イニング1/3
 を5安打2失点。強打者の前田には高めの球を本塁打された。その翌21日に
 出場選手登録が抹消し、2軍で再調整へ。低めにボールを集めるという制球
 の重要性は、1軍の舞台で痛感したハズ…。しかし、この日、ファームでも、
 痛い目にあって高めに投げてはいけないことをあらためて知った。

                 【4月28日付け中日スポーツより引用】