05/04/26 由宇  広島3回戦(対広島2勝1敗)

◎チェン6イニング無四球2失点(自責1)◎

 
中  日
広  島

[勝 投]チェン  (3試合1勝1敗)
[敗 投] 林   (4試合0勝3敗)

 
中  日 14 10
広  島

 打率
二   森 岡 .295
遊   鎌 田 .200
一   堂 上 .320
  打一  田 上 .286
右   土 谷 .367
中   幕 田 .324
左   大 西 .189
  左   桜 井 .133
三   都 築 .273
捕   前 田 .067
投   チェン .000
  打   清水清 .345
  走   普久原 .273
  投   金 剛 -
  打   小 山 .091
  投   高橋聡 -
  投   川 岸 .500
37 14 .264
 打率

  防御率
チェン 21 4.67
金 剛 1.29
高橋聡 0.00
川 岸 2.30

【失策】高橋聡
【捕逸】前田

《相手投手》林(5回)−玉山(1回)−仁部(2/3回)−田中(1回1/3)
      −小林(1回)

D先発・チェン

  チェンが先発。5回2死まで走者を許さない好投を見せた。課題の制球難
 克服に、明るい兆し。

  もう制球難とはおさらばだ。チェンが、別人のような投球で、広島打線を
 沈黙させた。

   チェン  「きょうは狙ったところにコントロールできた。直球も走っ
         ていたし、特に右打者へのシュートがよかった」

 5回2死、甲斐に左前打されるまで1人の走者も許さないパーフェクトピッ
 チング。6回は3安打を集中され、捕逸絡みで2失点したが、三振を7つ奪
 ったことよりも、6イニングで四死球ゼロが成長の証しだった。

  プロ入り初の開幕1軍入りを果たした今季。だが、初登板で落とし穴には
 まった。3日の横浜戦に中継ぎでプロ初登板したチェンは、ボールが先行し、
 苦し紛れでストライクを取りにいっては痛打を浴びた。2イニングを投げ5
 安打、2四球の5失点。6日に出場選手登録を抹消された。再び出直しとな
 ったチェンは、課題の制球を安定させるため、下半身を意識した投球フォー
 ムでの投げ込みを続けた。

  成果は出始めた。

   チェン  「きょうは、まあまあだった。今度はもう少し長いイニング
         を投げるようにしたいです」

 手応えを感じたチェンが、1軍再昇格を目指して前進していく。

                 【4月27日付け中日スポーツより引用】