05/03/27 ナゴヤ
ソフトバンク2回戦(対ソフトバンク2勝0敗)
◎13安打14点、連日の猛打で大勝◎
| |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
| ソフトB |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
3 |
| 中 日 |
2 |
0 |
4 |
0 |
1 |
0 |
2 |
5 |
X |
14 |
[本塁打]城 所1号(朝倉)
中村公1号(佐藤)
[勝 投]小笠原 (1試合1勝0敗)
[敗 投]高橋秀 (1試合0勝1敗)
| |
安 |
二 |
三 |
本 |
振 |
球 |
犠 |
盗 |
併 |
残 |
失 |
暴 |
捕 |
ボ |
| ソフトB |
5 |
1 |
0 |
1 |
8 |
2 |
1 |
1 |
1 |
3 |
5 |
0 |
1 |
1 |
| 中 日 |
13 |
1 |
2 |
1 |
8 |
8 |
0 |
2 |
0 |
9 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 盗 | 打率 |
| 1 |
遊 |
鎌 田 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
.333 |
| |
打三 |
都 築 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
.000 |
| 2 |
二 |
森 岡 |
5 |
2 |
0 |
1 |
0 |
2 |
0 |
.300 |
| 3 |
一 |
玉 野 |
4 |
2 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
.444 |
| |
打一 |
ホッシ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1.00 |
| 4 |
右 |
森 |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.200 |
| |
右 |
中村一 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| 5 |
中 |
幕 田 |
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.500 |
| |
中 |
普久原 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| 6 |
左 |
大 西 |
4 |
2 |
0 |
1 |
0 |
3 |
0 |
.375 |
| |
捕 |
小 川 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- |
| 7 |
捕 |
清水将 |
4 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
.286 |
| |
投 |
樋 口 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- |
| |
打 |
清水清 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
1.00 |
| |
投 |
川 岸 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- |
| 8 |
三 |
堂 上 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.333 |
| |
三遊 |
中 川 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
.500 |
| 9 |
投 |
朝 倉 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| |
投 |
小笠原 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| |
打左 |
中村公 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
2 |
0 |
1.00 |
| 計 |
39 |
13 |
1 |
2 |
1 |
12 |
2 |
.354 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 盗 | 打率 |
| |
回 |
打 |
安 |
責 |
暴 |
ボ |
防御率 |
| 朝 倉 |
4 |
13 |
2 |
1 |
0 |
0 |
2.25 |
| 小笠原 |
3 |
13 |
2 |
1 |
0 |
0 |
3.00 |
| 樋 口 |
1 |
4 |
1 |
1 |
0 |
0 |
9.00 |
| 川 岸 |
1 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
《相手投手》高橋秀(4回)−高橋徹(1回)−篠原(1回)−佐藤(1回1/3)
−水田(2/3回)
D先発・朝倉
開幕ローテーションの一角を担う朝倉が、先発が予想される開幕2カード
目のヤクルト戦に向け弾みをつけた。4イニングを投げ、城所のソロ本塁打
による1点だけに抑えた。最終調整登板で手応えをつかんだ。
朝倉 「自分でも順調に開幕を迎えられたと思います。この2年間
まともに(開幕を)迎えられませんでしたから」
朝倉に3年ぶりの“春”がやってきた。右ひじ骨折で開幕早々に戦線離脱
した一昨年、既にこの時期に変調を覚えていた。そして復活に懸けた昨年は
右肩に違和感を覚えて、開幕2軍と出遅れた。故障に泣かされ不本意なシー
ズンが続いたが
朝倉 「今年はどこも痛くありません」
状態の良さは内容にも表れた。進境を見せたのは1点を許した4回だった。
先頭の城所に本塁打されたが、後続を危なげなく3者凡退に抑えた場面こそ、
朝倉に求められていたところ。 最後に対戦した大道は140キロの高速フォー
クで4個目の空振り三振でフィニッシュ。板についたオーソドックスな新投
球フォームから投げ込まれる 最速147キロの直球とスライダーも低めに決め
た。納得の53球だ。
試合後、そんな朝倉にうれしいニュースが舞い込んだ。春のセンバツで母
校・東邦高(愛知)が1−0の劇的なサヨナラ勝ちで初戦突破。
朝倉 「テレビで応援していました」
口にこそしないが、後輩たちの奮闘に感じるものはあったはず。今度はプロ
に進んだ先輩が勝利のピッチングを見せる番だ。
朝倉 「これでスタートラインに立つことができました」
昨秋のキャンプからずっと開幕ローテ入りだけを考えて練習に明け暮れた。
せっかくつかんだその座を失うつもりはない。まずはツバメ征伐。神宮でニ
ュー朝倉をお披露目する。
D2番手・小笠原
2番手として5回から登板した小笠原が、フォークボールの習得に好感触
を得た。
小笠原 「きょうはフォークを実戦で多めに試しました。初めて三振
も奪えましたし、(打者に対して)どういう感じで投げれば
いいのかが分かってきたのが収穫です」
3イニングで1失点の投球内容だったが、自らの投球の幅を広げるフォーク
に手応えをつかみ、終始にこやかだった。
D6番左翼・大西
11年目のベテラン大西は“1軍戦力”の意地を見せ、2点適時三塁打を含
む4打数2安打3打点とハッスル、ハッスルだ。
右手首故障の完治を知らせる打球が、右翼手の頭上を越えていった。二塁
ベースをけった大西の足が、一気に加速する。打球はフェンスまで転がり、
悠々のスタンディングトリプル。3回無死二、三塁の場面で、ソフトバンク
の先発・高橋秀から、鮮やかな2点適時三塁打を放った。
大西 「センターを中心に打つことを心掛けているから、うまく反
対方向に打つことができたね」
1回にも中前適時打を放っており、この日は2安打3打点の活躍。これまで
もチャンスの場面で、何度も走者をホームに返し、チームを勝利に導いてき
た。勝負強い打撃は健在だ。
昨年12月に、右手首の骨片を切除する手術を受けた。その影響は、もうな
い。
大西 「手首はほぼ完ぺきだね。前日(26日)は打てなかったので、
きょうは借りが返せたかな。また頑張るわ」
大西はニヤっと笑った。
佐藤監督 「しっかり押し込んで打てたから手首は大丈夫だね。レフト
争い? 上(1軍)との兼ね合いがあるからね」
慎重に言葉を選んだが、この日の打撃で、右手首が問題ないことを証明した。
33歳ベテランの1軍出撃準備は、しっかり整った。
D9番代打→左翼・中村公
7回2死一塁で、小笠原の代打として登場した中村公が、会心の今季チー
ム第1号本塁打を左翼ネットに突き刺した。
中村公 「いい感じです。下半身をどっしり構えて、下でタイミング
を取るようにしてから、調子が上がってきました」
下半身の使い方を意識した打撃フォームに修正。取り組んできた成果が、最
高の形で現れた。
中村公 「この感じをずっとキープしていきたいです」
【3月28日付け中日スポーツより引用】