25/04/05 SGL  阪神5回戦(対阪神3勝1敗1分)

◎金丸3回1安打無失点◎

  10
中  日
阪  神

  安打 二打 三打 本打 三振 四球 死球 犠打 盗塁 盗死 併殺 残塁 失策 暴投 捕逸 ボク
中  日
阪  神

 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率
右    浜  .246 .298 .317
  打右  鵜 飼 .391 .609 .462
中   尾 田 .237 .305 .338
指   ボスラー .000 .000 .000
  打指  モニエル .227 .409 .292
  打指  加藤竜 .077 .154 .077
三   高橋周 .211 .211 .348
  走三  津 田 .208 .245 .259
捕   宇佐見 .256 .419 .347
左   川 越 .212 .242 .278
二   土 田 .244 .317 .289
遊   ロドリゲス .233 .333 .324
一   川 上 .241 .241 .427
  一   星 野 .000 .000 .000
34 .252 .330 .331
 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率

  投球 打者 安打 三振 四球 死球 失点 自責 暴投 ボク 防御率 三振率
涌 井 76 21 0.75 5.25
金 丸 43 12 0.00 4.50
根 尾 0.00 4.76

【捕逸】宇佐見

《相手投手》西勇(5回)−石黒(1回)−木下(1回)−島本(1回)−漆原(1回)−岩貞(1回)

中  日 10
右   浜 (西勇)
中安
  右2  一ゴ  四球      
 打右 鵜 飼                  中安
中  尾 田中飛  投飛    (石黒)
[三ゴ]
中飛    三振
指  ボスラー一併    三振            
 打指 モニエル          右2  (島本)
右飛
    
 打指 加藤竜                  三ゴ
三  高橋周  遊ゴ  三振  中飛  四球    
 走三 津 田                    
捕  宇佐見  三ゴ  中飛  三振  一併    
左  川 越  遊ゴ    二ゴ四球    (漆原)
捕ゴ
  
二  土 田    三振  中安左飛    右飛  
遊  ロドリゲス    右飛  [投ゴ]  (木下)
二ゴ
  三振  
一  川 上    四球  一直  遊ゴ      
 一  星 野                  (岩貞)
投犠
阪  神 10
中  井 坪(涌井)
二安
    遊ゴ  左2  遊ゴ    
遊  百 崎遊併    二飛  三振        
 打右 野 口                遊ゴ  
右  楠 本二ゴ    右2  中飛    死球  
 走遊 佐 野                    
左  井 上  三ゴ  遊ゴ    (金丸)
一邪
  中安  
一  ヘルナンデス  三振    中飛  一邪  中飛  
二  アルナエス  右飛    中安  投ゴ  投ゴ  
 走  山 田                    
三  戸 井    左飛  遊併    遊ゴ  (根尾)
投犠
捕  長 坂    遊ゴ    中安  四球  三振
指  西 勇    三振              
 打指 中 川          三振  三振  三ゴ
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
6回 先頭尾田のゴロを三塁手が弾いて出塁
代打モニエルの右中間を破る適時二塁打で先制
10回 無死二塁(走者ロドリゲス)のタイブレーク
星野が犠打で三塁に送り、鵜飼が二遊間を抜く適時打
[失点経過]
6回 先頭に安打、1死後、適時二塁打を打たれる
10回 無死二塁のタイブレーク
犠打で三塁に進まれ、宇佐見の捕逸で同点に

D先発・涌井

  6イニング1失点と好投。2つ併殺打を奪うなどして、5回までゼロをテ
 ンポ良く並べていった。6回は1死一塁から井坪に左翼線への適時二塁打を
 打たれたが、後続の百崎を空振り三振、楠本を中飛に仕留めて、最少失点で
 マウンドを降りた。無四球で被安打5

  落合2軍監督「いつでも準備はできてんじゃないのって感じ。大丈夫です
         ね」

D2番手・金丸

  最長の3イニングを投げて、1安打無失点に抑えた。

  7回、金丸の名がコールされると、スタンドから大きな拍手がわき起こっ
 た。神戸市出身の左腕がプロとして凱旋するのを日鉄鋼板SGLスタジアム
 尼崎のフェンは歓迎した。

   金丸   「本当に温かい拍手で迎えてくれたので、マウンドに上がり
         やすかった」

  先頭は4番・井上。2球続けた直球はいずれもこの日最速の151キロをマ
 ークした。そして、3球目の変化球で十分なスイングをさせず一邪飛に仕留
 めた。5番・ヘルナンデスは一邪飛。続くアルナエスの投ゴロはうまく反応
 してグラブに収めて、1イニング目をわずか9球でスタートした。

  8、9回は走者を背負った中で、落ち着き払った投球を見せた。8回1死
 から与えた四球で、プロ入り後初の走者を背負った。しかし、球威は衰えな
 い。中川は140キロ後半の直球とカーブを見せた後、チェンジアップで空振
 り三振。2安打していた井坪も遊ゴロに抑えて無失点とした。

  1−1の同点で9回は1死から死球と井上にプロ入り初の被安打の中前打
 を許し、1死一、二塁のピンチを迎えた。しかし、ヘルナンデスを中飛とす
 ると、アルナエスを変化球で泳がせた。投ゴロは自らさばいて、3イニング
 目もゼロ。

   金丸   「ランナーが出た後はさらに集中して投げるというのは意識
         しています。(ピンチで冷静に投げらるのは)自分の武器だ
         と思う」

  落合2軍監督「展開が厳しいところだったけど、あいつ自身にとってはい
         い調整ができたんじゃないかと思います」

   金丸   「今後もいい調整をしていきたい」

 次の段階について

   金丸   「もちろん頭(先発)では投げられるようにってのは思ってい
         ます」

D3番DH・ボスラー

  上半身のコンディション不良で実戦から離れていたボスラーが「3番・D
 H」で実戦復帰した。予定通り2打席に立ち、いずれも先発した西勇と対戦。
 初回の1死一塁で迎えた第1打席は一塁への併殺打に倒れ、4回の先頭で迎
 えた第2打席は落ちる球に手を出して空振り三振に倒れた。この日は無安打
 に終わったものの、

   ボスラー 「とてもワクワクしましたね。多くの打席に立つことで状態
         は良くなっていくと思います」

                 【4月6日付け中日スポーツより引用】