19/09/26 由宇  広島33回戦(対広島17勝13敗3分)

◎滝野 先制三塁打含む2安打◎

 
中  日
広  島 1X

[本塁打]中村奨2号(6回1点笠原)
[勝 投]岡 田  (22試合1勝2敗1セ)
[敗 投]谷 元  (16試合1勝1敗3セ)

  安打 二打 三打 本打 三振 四球 死球 犠打 盗塁 盗死 併殺 残塁 失策 暴投 捕逸 ボク
中  日
広  島

 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率
二   高 松 .278 .292 .305
中   伊藤康 .232 .346 .268
遊   根 尾 .210 .298 .266
左   渡 辺 .317 .439 .385
一   Aマル .243 .346 .318
三   溝 脇 .257 .322 .287
指   友 永 .260 .414 .311
  打指  近 藤 .215 .336 .263
捕    桂  .151 .217 .174
  打捕  杉 山 .252 .315 .311
右   滝 野 .246 .293 .304
32 .250 .355 .306
 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率

  投球 打者 安打 三振 四球 死球 失点 自責 暴投 ボク 防御率 三振率
山 井 36 11 4.09 6.55
笠 原 47 11 3.50 8.00
田 島 16 2.63 10.13
鈴木博 12 4.44 10.73
谷 元  2/3 15 2.30 6.32

《相手投手》アドゥワ(5回)−遠藤(1回0/3)−塹江(1回)−一岡(1回)−岡田(1回)

中  日
二  高 松(アドゥワ)
左安
  二ゴ  左飛    三ゴ  
中  伊藤康四球    左安  (遠藤)
右飛
  三直  
遊  根 尾遊飛    左飛  捕邪  遊ゴ  
左  渡 辺  遊ゴ  中飛  二ゴ    (岡田)
左安
一  Aマル  遊ゴ  二飛    四球  左安
三  溝 脇  中飛    右安  (塹江)
左飛
  一併
指  友 永    中安  右飛        
 打指 近 藤            左飛  四球
捕   桂     三ゴ  三振        
 打捕 杉 山            左飛  中飛
右  滝 野    右飛  右3    (一岡)
左安
  
広  島
中  野 間(山井)
左安
  中安    三飛  四球  
二  羽 月三振  遊ゴ    左飛  左飛  
 投  岡 田                  
遊  三 好遊安    (笠原)
四球
  四球    (谷元)
三振
一  堂 林三振    三併  右飛    中飛
三  サンタナ遊ゴ    遊ゴ    (田島)
遊飛
  四球
 走  上 本                  
左  永 井  三安    二邪  三振    
 打  岩 本                右安
右  大 盛  遊ゴ    三振  三振    
 打  小 窪                右安
捕  白 浜  三ゴ              
 打  中 神        三振        
 投  遠 藤                  
 投  塹 江                  
 投  一 岡                  
 打二 庄 司              (鈴木博)
一ゴ
  
投  アドゥ    遊直            
 捕  中村奨          左本  三ゴ  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
5回 先頭溝脇の右前打などで2死二塁とし
滝野が右中間を破る先制適時三塁打

D1番二塁・高松

  4打数1安打。試合後、根尾らとともにプロ入り初の1軍昇格を告げられ

   高松   「結果がどうこうじゃなくて、全力でがむしゃらにやってい
         きたいです。足が武器なので、積極的に果敢に次の塁を狙
         えたらなと思います」

  支配下選手として入団した同期は全員1軍の舞台を経験。

   高松   「一人だけ残されて焦りはありました」

  9月に打率3割3分3厘と結果を残して、ようやくつかみ取った1軍への
 切符。

   高松   「新人のとき、春季キャンプの練習試合で1軍の雰囲気は味
         わいましたが、シーズン中はもっと違う。しっかり感じた
         いと思います」

D3番遊撃・根尾

  27日の広島戦(マツダ)で1軍デビューする。

   根尾   「1軍に呼んでもらった時のために準備してきたので、思い
         きってプレーしたいと思います。2軍でやってきたことし
         か出せないと思いますし、高望みせずきっちりやりたいで
         す」

  9月は62打数22安打で打率3割5分5厘

   根尾   「何かを変えたというより、甘い球を仕留められたという感
         じです」

 この日こそ4打数無安打に終わり、連続試合安打も11で止まったが

   小笠原監督「内容は悪くない」

  今季は阪神・近本やDeNA・上茶谷らの活躍が目立つ。同期のドラ1で
 根尾だけが唯一、1軍の舞台を経験していなかった。

   根尾   「感じるものはありますよ」

  終盤に示した成長の跡。それは自分自身も感じ取る。快音を響かせる度に

   根尾   「攻め方が変わってきた」

 400を越える打席で重ねた経験。これまでとがらっと変わった配球を目にし
 ても

   根尾   「そこが今後の醍醐味というか、経験が物を言うのかなと思
         います」

   小笠原監督「結果は気にせず思い切りやってほしい」

   荒木コーチ「まずは上の雰囲気を感じることが大事」

   根尾   「まずは自分のプレー。打撃なら打撃。守備ならポジショニ
         ング。そういうところから入っていって、対相手でしっか
         り攻めていけたらいいなと思います」

D4番左翼・渡辺

  試合後、高松と広島市内の1軍宿舎に入った

   渡辺   「ヒットがずっと出ている(出場10試合連続安打)からチャン
         スをもらえたんだと思う。最後まで頑張ります」

D9番右翼・滝野

  5回2死二塁、アドゥワの124キロチェンジアップを右中間へ。会心の当
 たりは先制の適時三塁打になった。8回にも1軍級の一岡から左前打。140
 キロ直球をとらえた。

   滝野   「三塁打はその前にチェンジアップが2球続いたので、うま
         く打てた」

  なかなかマルチ安打が出ないため、力みすぎていることを反省点に挙げて
 練習から取り組んできた。

   滝野   「その点ではきょうの2本のヒットは効果があったかな、と
         思います」

  4月中旬に左膝を痛め、2カ月のブランクが響いてまだ1軍昇格がない。
 1軍も残りわずか。27日が最後のアピールになる。

   滝野   「それはすごく意識しています。最後の最後で上がりたい気
         持ちはありますが、もし上がれなくても、それをバネにし
         て、宮崎のフェニックスリーグなどで結果を出したい」

D2番手・笠原

  3イニング目の6回、先頭・中村奨に左越えへ一発を浴びた。許したヒッ
 トはこの1本で

   笠原   「まっすぐが指にかかつていないボールもあったけど、空振
         りの三振が取れたストレート(5回2死、代打・中神)はい
         い感じで投げられた。そのボールを続けていきたい」

                 【9月27日付け中日スポーツより引用】