19/08/06 オセアンBS  オリックス22回戦(対オリックス9勝10敗3分)

◎伊藤康2安打3打点◎

 
中   日
オリックス

[本塁打]太 田5号(1回2点松坂)
[勝 投] 東   (14試合4勝4敗)
[セーブ]漆 原  (29試合1勝0敗14セ)
[敗 投]松 坂  (5試合1勝2敗)

  安打 二打 三打 本打 三振 四球 死球 犠打 盗塁 盗死 併殺 残塁 失策 暴投 捕逸 ボク
中   日
オリックス 12

 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率
右   滝 野 .240 .273 .313
中   伊藤康 .238 .397 .270
遊   根 尾 .186 .261 .252
三   石 垣 .249 .356 .311
一   石川駿 .309 .433 .356
左   渡 辺 .286 .429 .375
二   三ツ俣 .216 .306 .277
捕   石 橋 .196 .361 .295
  捕   大野奨 .261 .348 .370
指   Aマル .214 .343 .304
32 .247 .358 .305
 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率

  投球 打者 安打 三振 四球 死球 失点 自責 暴投 ボク 防御率 三振率
松 坂 91 22 2.74 9.39
清 水 44 10 2.29 6.86
谷 元 13 0.00 4.50

【失策】根尾、渡辺

《相手投手》東(5回)−東明(1回)−吉田一(1回)−吉田凌(1回)−漆原(1回)

中  日
右  滝 野(東)
右安
  中飛  右飛    二安  
中  伊藤康三併  右2    (東明)
一邪
  左3  
遊  根 尾右飛  二ゴ    二ゴ  三振  
三  石 垣  右安  左安  三振    (漆原)
三振
一  石川駿  左飛  中飛    (吉田一)
右邪
  三振
左  渡 辺  三振  一ゴ    三振  三振
二  三ツ俣    左安  右邪  三ゴ    
捕  石 橋    左安  中飛    (吉田凌)
右飛
  
 捕  大野奨                  
指  Aマル    三振  四球    三振  
オリックス
右  西 浦(松坂)
二ゴ
  四球左飛    三振    
遊  宜 保左安  四球  三振  三振    
二  太 田左本  四球  右飛  左2    
指  T−岡田四球  三振  三振  中安    
 走指 広 沢                  
一  杉 本三振  三ゴ    (清水)
[遊ゴ]
右飛    
 一  岡 崎                  
三  山 足二直  三振    投犠  (谷元)
三ゴ
  
中  根 本  左飛  三振  三振  三振  
左  西 村  二ゴ  三振  三振  二ゴ  
捕  飯 田  一飛  左安    右安    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
3回 先頭から三ツ俣、石橋が連続左前打
2死後、伊藤康が中2点二塁打
8回 2死から滝野が二塁内野安打
続く伊藤康の左三塁打で1点

D先発・松坂

  5イニングを3安打3失点ながら7三振を奪い最速145キロをマーク。7
 月27日のDeNA戦(ナゴヤドーム)ではプロ最短となる3分の1イニング、
 8失点でKOされたが、この日は横浜高時代の恩師の小倉清一郎元野球部長
 が観戦する前できっちり修正した。

  初回1死二塁。ドラフト1位の高卒新人、太田に139キロの真っすぐを左
 越えに運ばれた。

   松坂   「彼、全然、タイミングが合ってなかったので、僕がなめた
         というと言葉が悪いですが…」

  T−岡田からは2奪三振

   松坂   「名前を見ると力が入ってしまった」

 3回は3連続四球で無死満塁のピンチ。1軍での前回登板の悪夢がよぎった
 が、2三振と併殺崩れの間の1失点にとどめた。

   松坂   「内野ゴロを打たせようと思ってできたのはよかった」

   小倉さん 「カットボールは本当にいい球なんだけどもったいねえなあ。
         ボール一つ違っていれば」

 登板後は、球場入り口付近でアイシング中の松坂に「腕を振り下ろすときに
 縦方向への振りへ」「同じフォームで変化球と直球を投げろ」などと助言。

   松坂   「思っていたことと同じでした」

  1軍でプロ最短KOを喫し、復帰の道が容易でないことはわかっている。

   松坂   「すぐに上でとは思っていませんし、2軍で投げさせてもら
         っている時にもう1回上げてみたいなという投球をしてい
         きたい」

  小笠原コーチ「今季一番力のあるボールがいっていた。5イニング投げ終
         えても『まだいけます』と言っていたが『もうさすがにい
         いでしょ』と止めた。まだ感覚のズレがあると思う。でも、
         この調子だと良くなりそうですね」

   門倉コーチ「いいイニングと悪いイニングがあった。ボールの精度を上
         げていってほしい。直球主体はピッチャーの原点。(修正
         の仕方は)基本ですね」

   石橋   「(投手が何を投げたいかというような)バッテリー間の課題
         を明らかにして反省したいと思います」

D2番中堅・伊藤康

  3回に東のスライダーを右中間に2点二塁打。8回には吉田凌の直球を左
 へ適時三塁打し3打点

   伊藤康  「二塁打はいいところに落ちた。三塁打はヒットになってよ
         かった」

 前進した左翼手が後逸した2本目にニンマリ。

   伊藤康  「走者がいてもいないつもりで打席に立っています。1打席
         目でよくなかったので取り返せて良かった」

D3番遊撃・根尾

  オリックスの育成投手、東らに4打数無安打。8回の第4打席では5球目
  にファウルした自打球を右足に当て、顔をしかめたが、試合後はしっかり
  歩きながら

   根尾   「大丈夫です」

 この日は試合前にマシンを相手に2本の柵越えを放つなど調子は悪くない。

   根尾   「またあしたから。それしかないです」

                 【8月7日付け中日スポーツより引用】