19/03/16 ナゴヤ  オリックス2回戦(対オリックス1勝1敗0分)

◎勝野6回6安打2失点で初勝利◎

 
オリックス
中   日

[勝 投]勝 野  (1試合1勝0敗)
[敗 投]エップラー(1試合0勝1敗)

  安打 二打 三打 本打 三振 四球 死球 犠打 盗塁 盗死 併殺 残塁 失策 暴投 捕逸 ボク
オリックス
中   日 15

 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率
遊   根 尾 .100 .100 .100
二   溝 脇 .333 .667 .333
一   阿 部 .375 .375 .444
左   モ ヤ .250 .500 .250
  左   友 永 .333 .333 .500
三   石川駿 .750 1.250 .750
指   松井佑 .125 .125 .125
中   近 藤 .500 .500 .500
捕   石 橋 .500 1.000 .667
  捕   武 山 - - 1.00
右   滝 野 .250 .250 .250
37 15 .319 .472 .355
 打数得点安打二打三打本打打点三振四球死球犠打犠飛盗塁盗死打率長打率出塁率

  投球 打者 安打 三振 四球 死球 失点 自責 暴投 ボク 防御率 三振率
勝 野 100 24 3.00 6.00
岡 田 23 0.00 4.50
三ツ間 23 18.00 9.00

《相手投手》エップラー(4回1/3)−張奕(1回2/3)−吉田凌(1回)−鈴木優(1回)

オリックス
二  山 足(勝野)
中安
左2    二飛  三振  中飛
中右  宗 四球三振    三ゴ    一ゴ三振
一中 中 川右飛  三振  二飛    左飛  
指  西 野中安  遊直    中安  三ゴ  
右  西 村左安  中飛            
 三  岡 崎          中飛    (三ツ間)
遊安
捕  稲 富左飛    三振  遊併      
 打  広 沢                死球
三一 比屋根三振    二ゴ    (岡田)
一飛
    
 打  フェリペ                四球
遊  宜 保  中飛  中安    四球  二ゴ
左  根 本  一ゴ  左飛    一ゴ  右安
中  日
遊  根 尾(エップラ)
三振
  右安遊ゴ  三振  (鈴木優)
三振
  
二  溝 脇遊ゴ  二飛  右3三振  二ゴ  
一  阿 部三ゴ  中安  中安右飛  三振  
左  モ ヤ  二ゴ右2  右2  (吉田凌)
三振
    
 左  友 永                  
三  石川駿  二安中3  三振  右安    
指  松井佑  捕邪  三ゴ左安  三振    
中  近 藤  中飛  中安(張奕)
三振
  左安    
捕  石 橋    左2一邪四球        
 捕  武 山            四球    
右  滝 野    二飛右安左安  右邪    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
3回 先頭の石橋が初安打となる左二塁打
1死後、根尾が右に初安打、本塁悪送球で1点
続く阿部が中前適時打
さらにモヤの右越え適時二塁打で逆転し
石川駿の中越え適時三塁打でこの回4点
5回 先頭の溝脇が右中間三塁打、続く阿部が中前適時打
さらに1死二、三塁で松井佑が左前適時打
なおも2死満塁として滝野が左前適時打

D1番遊撃・根尾

  1ストライクからの2球目、先発・エップラーの真ん中に入った133キロ
 スライダーを振り抜いた。2軍公式戦7打席目での初安打に

   根尾   「甘い球を捉えられたと思います」

  第1打席、そして初安打をマークした第2打席もファーストストライクを
 見逃していた。

   根尾   「どの球を振りにいくかを考えていました」

 積極性を保ちつつ、冷静に思考を働かせる。双方のバランスを模索している
 段階だが

   根尾   「打席は内容のあるものになってきています」

  だが一方で、2日連続の3三振。浮かび上がったのは膝元の変化球への対
 応だ。この日、喫した全三振のうち2三振は右投手から内角低めに切れ込ん
 でくるスライダー。

   根尾   「一級品の球を持つ投手はそこで勝負してくる。膝元を見逃
         すのではなく対応できるように」

  この日は公式戦初安打で出塁すると、阿部の適時打で生還。公式戦初得点
 も記録した。さらにプロになって初めて勝利の瞬間をグラウンドで味わった。

   根尾   「試合の流れとか、いろいろ感じる場面が多かったです」

D8番捕手・石橋

  公式戦初打席は強風で相手が目測を誤るラッキーな左前二塁打

   石橋   「ラッキーだったけど、これも実力のうちですから。リード
         も初回の2点だけに抑えられてよかった。見に来ている父
         親にいいところを見せられましたね」

D先発・勝野

  公式戦初の先発マウンドに上がったものの、初球を山足に中前打、続く宗
 には粘られて11球目に四球。さらに1死一、三塁からは西野、西村の2者連
 続タイムリーで2失点…。

   勝野   「1回が終わってベンチに帰ったら、小笠原投手コーチに
         『もう少しテンポよく投げてみなさい』とアドバイスされ
         て、リズムよく投げることに心掛けたらいい結果を出すこ
         とができました」

  2回以降はストライクを先行させ、思い切り腕を振ってカーブを投げる余
 裕もできた。行けるところまでの初先発は、ジャスト100球、6イニング6
 安打2失点。

  3回には同じルーキーの石橋、根尾らの援護で逆転してもらい、公式戦初
 登板初勝利をゲットした。

   勝野   「勝利にこだわって投げた」

D2番手・岡田

  7回から登板して2イニングを無安打無失点。7回1死から四球を与えた
 ものの、2死一塁から山足を鋭く曲がるスライダーで空振りの三振。

  試合後の岡田はスライダーのキレについても

   岡田   「まだまだですよ」

                 【3月17日付け中日スポーツより引用】