10/09/18 ナゴヤ  広島26回戦(対広島12勝11敗3分)

◎英智二塁打&本塁打◎

 
広  島
中  日

[本塁打]英 智1号(8回1点宮崎)
[勝 投]長 峰  (18試合3勝2敗1セ)
[セーブ]金 剛  (41試合1勝4敗12セ)
[敗 投]青木高  (5試合1勝1敗1セ)

 
広  島
中  日

 打率長打率出塁率
遊    谷  .288 .431 .329
二   岩崎恭 .271 .340 .385
一   福 田 .318 .474 .335
  三   柳 田 .275 .352 .359
三一  新 井 .262 .362 .326
左   平 田 .292 .371 .328
右   松井佑 .289 .474 .331
中   中 川 .271 .362 .346
  投   長 峰 .000 .000 .000
  打   セサル .250 .304 .354
  投   小 熊 .000 .000 .000
  投   金 剛 - - -
捕   田 中 .226 .258 .319
投   小笠原 .000 .000 .000
  中   英 智 .257 .457 .278
28 .272 .373 .339
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
小笠原 68 18 6.22 3.88
長 峰 28 2.55 6.93
小 熊  1/3 10 5.71 6.23
金 剛 12/3 21 2.74 9.07

《相手投手》青木高(7回)−宮崎(1回)

広  島
二  松 本(小笠原)
遊ゴ
  死球    (長峰)
中飛
  三犠  
捕  上 村右安  四球    左飛  (金剛)
二ゴ
  
中   迎 中飛  三振    左安  左飛  
 投  宮 崎                  
右  フィオ三振    投ゴ          
 右  鞘 師          二飛      
 打  中 東                二ゴ
左  井 生  中安  右飛    右飛  二ゴ
三  堂 林  投犠  遊ゴ    中安  三振
遊  安 部  二ゴ    二ゴ  三振    
一  申成鉉  中飛    四球  三ゴ    
投  青木高    三ゴ  投併        
 打中 末 永              (小熊)
四球
  
中  日
遊   谷 (青木高)
中安
  中飛    捕犠  三ゴ  
二  岩崎恭三振    二ゴ  四球  一安  
一  福 田三振    三ゴ  左犠  左飛  
 三  柳 田                  
三一 新 井三振    左安  中飛  三直  
左  平 田  右安  中飛    三振    
右  松井佑  三振    三ゴ  三ゴ    
中  中 川  遊併    三ゴ        
 投  長 峰                  
 打  セサル            右安    
 投  小 熊                  
 投  金 剛                  
捕  田 中    遊ゴ  左飛  中飛    
投  小笠原    三振            
 中  英 智          左2  (宮崎)
左本
  
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D9番中堅(途中出場)・英智

  右足内転筋を痛めて2軍で調整中の英智が6回の守備から途中出場して、
 いきなり美技を披露するなどハツラツとした動きを見せた。打っても1本塁
 打を含む2打数2安打1打点の活躍。地元最終戦勝利に花を添えた。

  英智が守・走・攻で魅せた。

   英智   「きのうよりは今日、という感じで、徐々に(状態は)良くな
         っている。実戦での動きも、きのうよりは良かった」

 右足内転筋を痛めて、4日に出場選手登録を抹消されていた英智が、日に日
 に良くなる状態をプレーで体現してみせた。

  まずは「守」。6回途中出場で中堅の守備に入ると、先頭・松本の左中間
 寄り浅めの飛球に猛チャージ。いきなりスライディングキャッチの美技を披
 露し、観客を沸かせた。

  続いては「走」。17日の同カードで実戦復帰した際に「ボクの場合は走れ
 ないと1軍には行けない」と、英智自らが復帰への最重要項目に掲げる走塁
 では、6回に福田の左翼犠飛で本塁へ全力疾走&猛スライディングを披露し
 生還。不安を払しょくしてみせた。

  締めは「攻」。

   英智   「(落合)監督に『細工せずに、楽に行け』と言われてから、
         変なことを考えずに、雰囲気が出てきた」

 8回先頭打者としてこの日の2打席目を迎えると、宮崎の4球目、140キロ
 速球をはじき返し、弾丸ライナーで左翼ネットに突き刺した。

   英智   「緊張する場面での瞬間的なプレーでどうか…というのがま
         だある」

 まだ慎重な姿勢は崩さない。それでも

   英智   「(自身の)アピールポイントは変わらない。チームの苦しい
         時に、ワンプレーで流れを変えるプレーができるように、
         状態を整えていきたい」

 気を引き締め直した。

D先発・小笠原

  先発の小笠原が5イニングを散発の2安打、3四死球の無失点に抑える好
 投で、試合の流れをつくった。

   小笠原  「今日だけに限ったら、今季で一番感覚が良かった。これを
         続けていきたいですね」

 ここ3戦の先発マウンドでは、いずれも失点を喫するなど調子が上向かなか
 ったが、この日の登板で復調への手応えをつかんだようだ。

D川相2軍監督

  本拠地・ナゴヤ球場での今季最終戦を白星で締めくくった川相監督。試合
 終了後にはマウンド付近に全選手を整列させて、スタンドに一礼。引き続き
 選手全員でのサイン会を実施し、ファンに感謝の意を表した。

   川相監督 「(ナゴヤ球場)最後のゲームで、今季一番のゲームができた。
         選手もいいプレーを見せたいという気持ちが出ていた」

 地元最終戦での勝利を喜んだ。

                 【9月19日付け中日スポーツより引用】