10/08/24 ナゴヤ  ソフトバンク23回戦(対ソフトバンク9勝13敗1分)

◎岩田7回2安打無四球1失点◎

  10
ソフトB
中  日

[本塁打]小 斉9号(10回1点金剛)
[勝 投]水 田  (12試合1勝2敗)
[セーブ]佐 藤  (13試合0勝0敗4セ)
[敗 投]金 剛  (33試合1勝4敗11セ)

 
ソフトB
中  日

 打率長打率出塁率
遊    谷  .289 .425 .326
二   岩崎恭 .259 .316 .371
中   大 島 .222 .259 .333
一   福 田 .326 .492 .346
  走   沢 井 .273 .314 .346
  捕   田 中 .245 .283 .349
三一  柳 田 .275 .360 .362
左   中 川 .278 .383 .356
右   松井佑 .292 .446 .313
  投   金 剛 - - -
捕   小 山 .261 .391 .469
  打三  西 川 .363 .400 .469
投   岩 田 .227 .273 .292
  打   中田亮 .265 .408 .327
  投   河 原 - - -
  投   三 瀬 - - -
  右   平 田 .275 .359 .319
34 .267 .364 .335
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
岩 田 80 23 3.04 5.04
河 原 17 5.11 6.57
三 瀬 12 0.00 8.71
金 剛 2.94 8.55

《相手投手》陽耀勲(4回)−金無英(1回)−ダービン(2回)
      −神内(1回)−水田(1回)−佐藤(1回)

ソフトB 10
中  中 村(岩田)
投ゴ
    三ゴ  中2    一ゴ  
二  明 石中飛    三ゴ  遊ゴ    遊ゴ  
三  李杜軒三ゴ    遊ゴ    三ゴ    (金剛)
三振
一  小 斉  左飛    右飛  一邪    右本
左  村 松  遊ゴ    左飛  一ゴ    投ゴ
 投  佐 藤                    
遊  仲 沢  投直    遊ゴ    (河原)
二ゴ
  三ゴ
右  中 西    投ゴ    中安  三ゴ    
捕  山 崎    右邪    投犠  二ゴ    
投  陽耀勲    遊ゴ              
 投  金無英                    
 打  吉川元          遊ゴ        
 投  ダービン                    
 投  神 内                    
 打   辻                 (三瀬)
三振
  
 投  水 田                    
 左  中 原                    
中  日 10
遊   谷 (陽耀勲)
三振
  三振  左安    (神内)
右飛
  遊ゴ
二  岩崎恭左安  三振  一併    中飛    
中  大 島二ゴ  三安    (ダービン)
右安
  遊ゴ    
一  福 田四球  二飛    三振    (水田)
左安
  
 走  沢 井                    
 捕  田 中                    
三一 柳 田一ゴ    右飛  右飛    投犠  
左  中 川  中安  三ゴ  右飛    三振  
右  松井佑  投犠  左安    二飛  右2  
 投  金 剛                    
捕  小 山  遊ゴ  三振    三振      
 打三 西 川                  (佐藤)
二ゴ
投  岩 田  三振    (金無英)
三振
          
 打  中田亮            遊ゴ      
 投  河 原                    
 投  三 瀬                    
 右  平 田                  三ゴ
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D先発・岩田

  先発の岩田が7イニングを1失点と好投した。試合は、土壇場の9回2死
 二塁から松井佑が右越え二塁打で追い付いたが、けん制球に刺されて、逆転
 に失敗。延長10回、金剛が小斉に勝ち越し本塁打を打たれ、1−2で敗れた。

  ひょっとしたらパーフェクトでも達成するんでは、と夢を抱かせるような
 岩田の完ぺきな投球内容だった。低めにボールを集めて5回まで53球、1人
 の走者も出さなかった。6回先頭の中西に中前に落とされ、2死二塁から中
 村に中越えに二塁打されて1点を失ったが、7回まで安定した投球は続いた。

   岩田   「低めにボールを集められたし、打たせて取るピッチングは
         できたと思います」

 岩田は自分の投球には満足顔。6回の1失点についても、

   岩田   「うまく打たれただけで、勝負には負けていません」

 気にも留めていない。

  2日に2軍落ちして以来、3度目の先発だが、21イニングで2失点だけ。

   小林コーチ「どのボールを取ってもしっかりと投げ切れているし、安心
         して見ていられる」

 手放しの褒めようだ。

  この日は内角の攻め方をテーマに投げた。今季からマスターしたシュート
 を右打者の内角に攻めて、左打者の内角に対してもボール球を思い切って使
 って攻めた。

   小林コーチ「いずれ1軍に上がった時に役立つピッチングを今から続け
         ておけば、上がっても落ち着いて投げられるからね」

  いつ1軍昇格してもおかしくない投球内容だが、1軍の先発投手陣に“空
 席”は今のところ見あたらない。ひたすら1軍での出番を待つ岩田だが、い
 つでも1軍先発陣に取って代わる岩田の存在が、1軍の先発投手陣を支えて
 いるのかもしれない。

D3番中堅・大島

  21日に2軍落ちした大島が降格後、初出場。3回にセーフティーバントを
 決めるなど2安打、6回には二盗を決めるハッスルぶり。

   大島   「セーフティーは三塁手が後ろを守っていたので転がせば何
         とかなると思っていた」

 してやったりの表情。しかし、6回の守備には反省しきり。2死二塁で中村
 の中越えの打球をあと一歩で捕球できず、失点を許した。

   大島   「捕れると思っていたんですが、ジャンプするタイミングが
         悪かった。右足が着いた時に打球が上がって…」

 残念がっていた。

D7番右翼・松井佑

  9回の同点打もけん制球で刺され

   松井佑  「ヒットはたまたま。それよりあの走塁で流れが変わってチ
         ームが負けてしまったので。野球の怖さを知りました」

  試合後、奈良原コーチらと約1時間半、みっちりと走塁練習

                 【8月25日付け中日スポーツより引用】