08/04/22 ナゴヤ  ソフトバンク2回戦(対ソフトバンク0勝2敗)

◎山本昌 実戦復帰5回3失点◎

 
ソフトB
中  日

[勝 投]高橋徹  (4試合2勝1敗)
[敗 投]山本昌  (1試合0勝1敗)

 
ソフトB 13 11
中  日

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .271 .373 .317
三   森 岡 .160 .240 .214
  打   福 田 .200 .200 .200
  投   菊 地 .000 .000 .000
遊三  柳 田 .355 .419 .459
一   新 井 .265 .449 .379
右   堂上剛 .250 .417 .302
左   中村公 .222 .278 .300
中   平 田 .196 .391 .321
捕   田 中 .351 .432 .368
  打   上 田 .333 .500 .333
投   山本昌 .000 .000 .000
  打   井 上 .391 .565 .417
  投   高江洲 - - -
  投   久 本 - - -
  投   樋 口 - - -
  打遊   谷  .500 .500 .500
32 .252 .366 .316
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
山本昌 82 23 5.40 12.60
高江洲 16 0.00 9.00
久 本 11 0.00 9.00
樋 口 17 6.75 4.50
菊 地 18 1.23 8.59

【失策】平田

《相手投手》高橋徹(7回)−ニコースキー(1回)−柳瀬(1回)

D先発・山本昌

  背中の張りから、7日に出場選手登録を抹消されていた山本昌が20日ぶり
 に実戦復帰。先発で5イニング82球を投げ、8安打、7奪三振、2四球の3
 失点で敗戦投手となったが、「体が何ともないのが収穫」と復調へ光明を見
 いだしていた。

  明るい表情が、復調への手応えを感じ取った何よりの証し。山本昌は結果
 よりも欲しかった“投げられる体”を取り戻したことに安堵した。

   山本昌  「取りあえず体が無事で、何ともないのが今日の収穫かな」

  今季初先発だった2日の巨人戦(ナゴヤドーム)の2回に、突然のアクシデ
 ントが襲った。「いままで経験したことのない状態になった」という背中の
 張りを訴え、わずか14球で無念の降板。7日に出場選手登録を抹消された。
 若手との競争の末に勝ち取った開幕ローテを手放してしまった。この間にチ
 ェン、吉見、山井、川井が好投。1軍復帰への道は、厳しさを増していった。
 焦りが無いわけがない。だが、その気持ちを押し殺し、復活するために黙々
 と練習をこなしてきた。

   山本昌  「体の方は自信がついた。次はもっとシャッキリすると思い
         ますよ」

  セ・リーグタイ記録の実働23年を達成したベテラン左腕に、再び戦いの舞
 台に立つ準備が一つ整った。

D3番手・久本

  左ひじ故障のため2軍で調整している久本も実戦復帰。

  7回に3番手で登板し、1イニングを1奪三振を含む3人切り。

   久本   「プロに入って初めて、結果とか内容とか頭に置かないで、
         自分の追い求めてるボールを投げようと思って投げました」

 と興奮気味。新球のシュートにも手応えをつかんだようで、

   久本   「痛めた前よりもレベルアップできるようにやっていきたい」

                 【4月23日付け中日スポーツより引用】