07/09/21 北神戸  サーパス22回戦(対サーパス11勝9敗2分)

◎吉見5回3安打無四球無失点◎

 
中  日 12
サーパス

[本塁打]柳 田2号(4回1点阿部健)
     新 井6号(5回2点阿部健)
     平 田3号(8回3点町)
[勝 投]吉 見  (14試合5勝6敗)
[セーブ]金 剛  (35試合2勝0敗11セ)
[敗 投]阿部健  (19試合4勝3敗)

 
中  日 14 10
サーパス

 打率
左   沢 井 .277
  打左  普久原 .114
遊   岩 崎 .215
指   森 岡 .310
  打指  中村一 .191
一   新 井 .279
  打一  春 田 .190
右   堂上剛 .391
中   中村公 .266
  打中  平 田 .281
三   柳 田 .230
  三   堂上直 .218
捕   田 中 .235
  打捕  清水将 .143
二   西 川 .163
  二   鎌 田 .189
41 14 11 .249
 打率

  防御率
吉 見 17 2.92
石 川 7.94
金 剛 13 0.70

《相手投手》阿部健(5回)−宮本(1回)−柴田誠(1回)
      −松村(0/3回)−町(2回)

D先発・吉見

  吉見が先発。5イニングを投げて3安打、奪三振3、無四球、無失点と安
 定した投球で5勝目を挙げた。

  最近の吉見は、制球に苦しんでいたがこの試合では、別人のように捕手の
 構えたところに投げられた。3回の2死二塁のピンチは、素早いけん制で走
 者を刺す小技も見せた。4回は2死三塁。右打者の一輝に対し、外角のスト
 レートを2球投げて2−0。ここでフォークを2球見せ球にして最後は外角
 の低いスライダーで空振り三振。内角に投げるぞと意識させて外角の変化球。
 これでは打者が的を絞れない。考えて投げるようになっている。

   吉見   「1軍ではタテの変化球の重要さが分かりました。あとは走
         者を出してからの変化球のコントロールです」

 そのせいか、フォーク、パームボールの切れとコントロールが良かった。思
 い通りに投げれたようだ。

   高橋コーチ「コントロールを意識しすぎてボールをおきにいっていたが、
         今日は必死に手を振っていた。これをいつもやってほしい」

  球の力は1軍で十分に通用する。あとは構えたミットに腕を振って、キッ
 チリ投げれれば一皮むけるだろう。

D8番捕手・田中

  田中が2安打を放った。1打席目は内角いっぱいのストレートを中前打。
 2打席目はフォークを左中間にはじき返しての二塁打。最近は振りがシャー
 プになっている。それよりもリードが進歩している。

   田中   「走者が出るとストレートが多くなっていました。が、今日
         は走者が出てもフォーク、パームを投げさせられたのが収
         穫です」

 2安打よりもリードがうまく出来たことの方を喜んでいた。

                 【9月22日付け中日スポーツより引用】