07/08/10 ナゴヤ  阪神16回戦(対阪神7勝6敗3分)

◎川井7イニング1失点◎

 
阪  神
中  日

[勝 投]川 井  (9試合2勝1敗)
[セーブ]金 剛  (24試合1勝0敗4セ)
[敗 投]福 原  (6試合2勝1敗)

 
阪  神 10 10
中  日 10

 打率
左   沢 井 .244
  左   中村一 .155
三   柳 田 .223
遊二  森 岡 .315
一   渡 辺 .346
中   上 田 .257
  走中  普久原 .115
右   中村公 .297
二   西 川 .148
  捕   前 田 .211
捕   小 田 .182
  打   春 田 .205
  走遊  鎌 田 .198
投   川 井 .125
  打   小 山 .381
  投   鈴 木 .000
  投   小 林 -
  投   斉 藤 .000
  投   金 剛 -
29 10 .248
 打率

  防御率
川 井 29 2.17
鈴 木 2/3 3.00
小 林 0/3 4.50
斉 藤 1/3 2.01
金 剛 0.76

【失策】柳田、西川

《相手投手》福原(7回)−正田(2/3回)−辻本(1/3回)

D先発・川井

  竜虎決戦で、竜が3−2で先勝し、首位を死守した。ゲーム差なしで迎え
 た10日のウエスタン・リーグ首位攻防戦。川井が7イニングを7安打1失点。
 阪神・福原との投げ合いを制し、今季2勝目を挙げた。

  グラウンド内の気温がゆうに40度を超える。竜ナインの士気は、それ以上
 に高く熱い。接戦をものにした奮闘に、辻2軍監督も目を細めた。

   辻2軍監督「こういう試合(首位攻防戦は)は初戦が大事。選手たちには
         試合前に『勝ちにいくぞ』と気合を入れた。緊張感のある
         中でいいゲームをしてくれたと思う」

  負ければ、4月29日の奪首以来の2位転落。いっぱいのプレッシャーのな
 か、確かにミスはあった。だが、それを克服しての勝利。

   辻2軍監督「よく粘った。ナイスピッチングだった」

 辻監督が真っ先にたたえたのが先発の川井だった。

   川井   「要所で低めに投げられたのがよかった」

 川井本人も酷暑での粘りの投球に自信をつけた。

   川井   「狙われていても(右打者の)インコースに投げ込める確率を
         上げることと、高いところにいかないようにすることが次
         への課題。この調子を継続したい」

D8番代打・春田

  打のヒーローは春田。同点の7回2死二塁で代打で中前に決勝タイムリー
 を放った。

  一振りで勝利を呼び込んだ春田は

   春田   「首位攻防戦で、ベンチはピリピリしながらも、いい雰囲気
         だった。ここで打たなきゃと思って打席に入った。打てて
         よかったです」
   辻2軍監督「初戦を取ったことで、精神的に有利に試合に臨める。明日
         も頑張りますよ」

  11日はナゴヤドームに場所を移して竜虎第2ラウンド。辻2軍監督は必勝
  を誓った。

                 【8月11日付け中日スポーツより引用】