07/06/21 鳴尾浜  阪神13回戦(対阪神5勝5敗3分)

◎樋口5イニング3安打1失点◎

 
中  日
阪  神

[勝 投]杉 山  (5試合4勝1敗)
[セーブ]吉 野  (18試合1勝0敗2セ)
[敗 投]樋 口  (6試合0勝1敗)

 
中  日 11
阪  神

 打率
二   森 岡 .333
遊   鎌 田 .259
中   李炳圭 .217
一   新 井 .244
左   中村公 .256
  打左  上 田 .268
右   平 田 .294
三   西 川 .130
捕   田 中 .217
投   樋 口 .000
  打   小 山 .462
  投   斉 藤 -
  投   高 橋 -
  投   石 井 -
  打   普久原 .143
32 .245
 打率

  防御率
樋 口 21 1.80
斉 藤 2.35
高 橋 0.00
石 井 4.76

【失策】鎌田、西川

《相手投手》杉山(7回)−金村(1回)−吉野(1回)

D先発・樋口

  3年目、樋口がプロ初先発。5イニングを投げて3安打、奪三振3、与四
 球1、失点1(自責点0)と好投したが、打線の援護がなく試合は0−1で敗
 れた。

  過去2年、腰などの故障に苦しんだ樋口だが今季は体に不安はなくなった。
 待望の初先発。 初回、先頭打者の藤原を140キロの内角真っすぐで空振り三
 振。これで落ち着いたようだ。

  3回に気の緩みが出た。1死から、投手の杉山にストレートの四球。2死
 は取ったが関本に右中間を破られる二塁打。二、三塁の大ピンチになったが、
 浅井をチェンジアップで三ゴロに仕留め何とかピンチを切り抜けた。投手に
 四球は厳禁だ。上位につながるのでしっかりと反省してほしい。

  4回は3者凡退。しかし、5回に落とし穴が待っていた。鎌田、西川と2
 つの失策で2死一、三塁。ここで関本にこの試合3本目の安打を左前に打た
 れ、これが決勝点になった。

   樋口   「関本に3本打たれたすべてが甘く入った」

 と樋口は反省していたが、高橋投手コーチの評価は悪くない。

   高橋コーチ「初先発、もちろん5回をなげるのも初めて。失策で交代と
         なったが次につながるピッチングだった」

D1番二塁・森岡

  森岡は1軍の北陸遠征に同行はしたが、出場選手登録をされず2軍に戻っ
 てきた。悔しさをボールにぶつけ、この試合はマルチ安打を放った。

  第2打席、杉山のスライダーを中前打。第3打席は真っすぐを右前打。

   森岡   「調子は悪くないので頑張ってやります」

 ショックを見せずはつらつとしたプレーを見せていた。

                 【6月22日付け中日スポーツより引用】