05/07/28 ナゴヤ  サーパス17回戦(対サーパス9勝7敗1分)

◎佐藤今季ウ・リーグ初登板初勝利◎

 
サーパス
中  日

[勝 投]佐 藤  (1試合1勝0敗)
[敗 投]高 木  (15試合5勝6敗)

 
サーパス
中  日 10

 打率
遊   中 川 .232
  打遊  鎌 田 .258
二   森 岡 .314
右   幕 田 .227
  投   平 松 .667
  打   玉 野 .235
  左   中村一 .146
左   中村公 .202
  投   川 岸 .500
  三   仲 沢 .192
中   土 谷 .353
  右   桜 井 .143
一   堂 上 .355
三   ベロア .286
  走三  都 築 .278
  投   遠 藤 -
捕   前 田 .215
投   佐 藤 .000
  中   普久原 .297
31 .257
 打率

  防御率
佐 藤 23 5.40
平 松 5.13
川 岸 2.75
遠 藤 1.33

【失策】仲沢

《相手投手》高木(2回2/3)−阿部健(2回1/3)−山口(1回)−松村(1回)
      −小川(1/3回)−相木(2/3回)

D先発・佐藤

  佐藤が、今季のウエスタン・リーグ初登板し、勝利投手になった。プロ入
 り2年目の今年3月に右ひじの手術を受けたが、この日待望の先発登板。5
 イニング3失点だったが、3−5回の3イニングは1安打無失点と抑えた。

  右ひじ遊離軟骨の除去手術から約4カ月。投げられない苦しみを味わい続
 けてきただけに佐藤にとって5イニング87球のマウンドの感触は格別だった。

   佐藤   「やっと投げられる状態になりました」

 佐藤は喜びを隠せない。それでも序盤は制球が思い通りにいかなかった。1
 回、先頭打者を四球で歩かせたあと、2安打され2失点。続く2回も力んで
 球が甘く入ったところを2安打されて、1失点。しかし、3回からは立ち直
 って、降板するまでの3イニングは無失点に抑えた。

   佐藤   「今回は投げられたことが何よりの収穫です。次の登板では
         (悪かった部分を)きっちり修正します」

 8月からはさらに投球数を伸ばし、全力ピッチを目指す。

D6番一塁・堂上

  2年目の左打者・堂上が「6番・一塁手」で出場し、3打数2安打2打点
 の活躍。サーパスの左腕・高木から2打席連続二塁打したが、いずれも変化
 球をたたいた。

   堂上   「今までは速球か変化球か、どちらかにマトを絞って打って
         いたんですけど、今は徐々にですけど、どちらでも対応で
         きるようになってきました」

  母校・愛工大名電高で4番を務める弟・直倫三塁手が前日(27日)の愛知大
 会5回戦でアッと驚く8打点をマーク。刺激を受けているのか? と報道陣
 から聞かれると、

   堂上   「打って当たり前という感じで見ていますから…」

 大物と評判の弟を、兄はライバル視していないようだ。

※熱烈“金剛先生”−少年野球教室

  28日のウ・リーグ、中日−サーパス戦の試合後、ナゴヤ球場で中日球団主
 催の少年野球教室(大塚製薬協力)が開催された。

  野球のすそ野を広げることを目的に開かれ、今回は事前に抽選で当選した
 「中日ドラゴンズファンクラブ」会員の子どもたち120人が参加。 中日ドラ
 ゴンズの若手選手たちが“講師役”となって、約1時間の楽しい時間を過ご
 した。中でも、少年に熱烈指導していた新人の金剛は

   金剛   「その子のレベルに合わせた教え方が難しいですね。でも、
         小さいころを思い出して、楽しかったです」

 子どもたちも「楽しいです」を連発。選手との触れ合いを満喫していた。

                 【7月29日付け中日スポーツより引用】