10/08/07 由宇  広島15回戦(対広島7勝7敗1分)

◎中田亮2ラン含む3安打◎

 
中  日
広  島

[本塁打]中田亮3号(1回2点今井)
[勝 投]三 瀬  (17試合3勝0敗)
[セーブ]バルデス (11試合1勝3敗1セ)
[敗 投]広 池  (27試合0勝1敗1セ)

 
中  日 12
広  島 12

 打率長打率出塁率
遊    谷  .297 .456 .332
二   岩崎恭 .256 .321 .375
右   セサル .255 .319 .352
  右   藤 井 .254 .310 .321
一   中田亮 .270 .427 .337
  打一  新 井 .203 .216 .298
中   中 川 .277 .405 .340
三   西 川 .344 .391 .447
  三   柳 田 .289 .364 .372
左   中 村 .236 .338 .285
捕   小 山 .111 .333 .385
投   赤 坂 .143 .143 .222
  投   三 瀬 - - -
  打   沢 井 .296 .333 .369
  投   金 剛 - - -
  投   バルデ .000 .000 .000
33 12 .267 .362 .333
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
赤 坂 52/3 103 26 5.09 6.11
三 瀬 11/3 22 0.00 8.53
金 剛 16 3.00 9.00
バルデ 38 4.88 6.18

【失策】谷

《相手投手》今井(6回)−広池(1回)−横山(1回)
      −川口(1/3回)−ゲレロ(2/3回)

中  日
遊   谷 (今井)
右安
三振  遊ゴ    (広池)
右飛
左2  
二  岩崎恭投犠四球    [三ゴ]  右安  (川口)
死球
右  セサル左2二ゴ    遊邪  右飛    
 右  藤 井                投犠
一  中田亮右本  右2  左飛  右安    
 打一 新 井                (ゲレロ)
遊ゴ
中  中 川中安  右安  遊ゴ  右安  二ゴ
三  西 川三犠  二ゴ    左安  (横山)
二ゴ
  
 三  柳 田                  
左  中 村四球  三振    投犠  遊ゴ  
捕  小 山三振    三ゴ  四球  [三ゴ]  
投  赤 坂  遊ゴ  三振  右飛      
 投  三 瀬                  
 打  沢 井              左安  
 投  金 剛                  
 投  バルデス                  
広  島
中   丸 (赤坂)
[遊ゴ]
中飛  三邪    三振    
 打  末 永                四球
二  庄 司捕犠  中安  三振  三振  右安
右   迎 左犠  中安  三振  右飛  左安
左  フィオ右安  三振  左飛        
 左  中 東              (金剛)
中安
左飛
一  中 谷二ゴ  一併    遊ゴ  右安二ゴ
三  堂 林  左安  右3          
 三  申成鉉          遊安      
 走三 松 本              投ゴ  
捕  上 村  三邪  死球  右2  二ゴ  
 投  川 口                  
 投  ゲレロ                  
投  今 井  一犠  投犠          
 打  会 沢          四球      
 投  広 池                  
 投  横 山                  
 捕  中村亘                (バルデス)
右2
遊  安 部  四球  中飛  (三瀬)
三振
      
 打  山 内                遊ゴ
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D4番一塁・中田亮

  中田亮が初回の2ランなど3安打と活躍。試合は同点の7回2死一、三塁
 から中川の適時右前打で勝ち越し。8回にリードを広げ、9回の反撃もバル
 デスが辛くも逃げ切り、6−5で勝利した。

  右翼手は一歩も動かなかった。初回、セサルの三塁線を破る二塁打で先制
 した直後、4番・中田亮の初球。122キロのスライダーを引っぱたくと打球
 は大きな放物線を描いて右翼芝生席に扱い込まれた。

   中田亮  「打った瞬間、入ると思いました。会心の一発です」

 控えめな中田亮にしては珍しく胸を張った。

  ブーちゃんの勢いは続く。3回の第2打席はカーブを右翼線二塁打、第4
 打席の7回には2死一塁から一、二塁間を破るヒットで中川の勝ち越し打を
 呼んだ。

   中田亮  「初球から甘い球が来たら積極的に行く気持ちがいい結果に
         結び付いているんだと思います」

 中田亮は好調な打撃を振り返った。

  前日(6日)は3番で5打席ノーヒット。なのに4番に座ると3安打の猛打
 賞だから恐れ入る。

   中田亮  「エヘヘ…。別に4番は意識しないようにしているんですが」

 照れ笑いを浮かべた。現在、中日2軍の4番には中田亮と新井がいる。4番
 の起用法に川相2軍監督は頭を悩ませているところ。1軍からは「新井とブ
 ーちゃんをどうにかしてくれ」とどちらかを1軍で早く使いたい意向が届い
 ている。1議席しかない「ドラ2軍4番」の議席を2人が争うのではなく、
 常にどちらかが1軍−というのが理想だろう。

  この日はブーちゃんが「4番」でアピール。 7月9日のソフトバンク戦
 (雁の巣)以来、4番に座ると結果を残すブーちゃん。折しも1軍の4番・ブ
 ランコが登録抹消。一気に名を挙げるチャンスかもしれない。

D2番手・三瀬

  先発・赤坂をリリーフした三瀬が6回2死一、二塁のピンチで安部をスラ
 イダーで空振りの三振に取り、7回も3者凡退に抑えて、移籍後初勝利。

   三瀬   「ボールの切れ自体は良かったけど、きょうはスライダーの
         コースが甘くて」

 投球内容としてはいまひとつといった表情。

   三瀬   「これからも上に呼んでもらえるよう頑張ります」

 笑顔を見せた。

                 【8月8日付け中日スポーツより引用】