10/05/15 由宇  広島7回戦(対広島4勝3敗)

◎中川 先制ソロ含む2安打2打点◎

 
中  日
広  島

[本塁打]中 川1号(2回1点小松)
[勝 投]久 本  (16試合1勝3敗1セ)
[セーブ]金 剛  (14試合0勝1敗7セ)
[敗 投]小 松  (3試合1勝2敗)

 
中  日
広  島

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .267 .317 .318
  打二  柳 田 .260 .397 .372
遊   岩崎恭 .275 .352 .371
一   中田亮 .231 .385 .231
  一   福 田 .317 .444 .317
右   堂上剛 .358 .593 .409
中   平 田 .237 .271 .329
  投   清水昭 - - -
  投   金 剛 - - -
三   西 川 .419 .484 .514
  投   高 島 .333 .333 .500
  打捕  前 田 .147 .176 .302
左   中 川 .217 .457 .280
捕   田 中 .238 .238 .385
  中   中 村 .284 .388 .333
投   久 本 .000 .000 .000
  三   堂上直 .188 .208 .235
32 .261 .369 .329
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
久 本 75 20 4.42 7.36
高 島 26 2.22 7.03
清水昭 11 0.00 9.00
金 剛 12 2.93 11.74

【失策】沢井

《相手投手》小松(7回)−青木勇(1回)−林(1回)

中  日
二  沢 井(小松)
左飛
  中安  右飛        
 打二 柳 田            一ゴ    
遊  岩崎恭四球  三振  右安  三振    
一  中田亮三邪  三振  左飛        
 一  福 田              (青木勇)
遊安
  
右  堂上剛中飛    中飛  右安  二併  
中  平 田  右飛  右2  一犠  左安  
 投  清水昭                  
 投  金 剛                  
三  西 川  三邪  右2  中飛      
 投  高 島                  
 打捕 前 田              一飛  
左  中 川  中本  二ゴ  右2    (林)
二ゴ
捕  田 中  四球  四球  中飛      
 中  中 村                遊ゴ
投  久 本  中飛  三振          
 三  堂上直            遊ゴ  投ゴ
広  島
中   丸 (久本)
左飛
  中安  右安    三振  
左  鈴 木二ゴ  遊飛            
 右  鞘 師        三振        
 打右 山 内              二ゴ  
一  田 中右飛  四球    (高島)
遊ゴ
      
 一  松 山                (金剛)
二飛
右  岩 本  三振三振            
 二  松 本          [二ゴ]    遊ゴ
三  堂 林  遊ゴ  三ゴ  三ゴ    三振
二左 山本芳  左2  三ゴ          
 打左 末 永            三振    
捕  上 村  四球  中飛    二飛    
遊  木 村  二ゴ    三振        
 打遊 安 部            左飛    
投  小 松    右飛  遊ゴ        
 投  青木勇                  
 打  庄 司              (清水昭)
中飛
  
 投   林                   
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁

D6番三塁・西川

  4回1死二塁で追加点となる右中間二塁打

   西川   「1軍から落ちてから速いストレートに対していかにしっか
         り打ち返せるかを課題にやってきています。それができた
         し、良かった。これを継続していかないと」

D7番左翼・中川

  2回2死、中川の打球は大きな放物線を描いて、バックスクリーン左の芝
 生席に吸い込まれていった。先制となる特大アーチにびっくりした表情でダ
 イヤモンドを一周する中川に、ナインの祝福の手が伸びた。

   中川   「ホームランはボクにとっておまけみたいなもの。それより
         得点圏に走者を置いてタイムリーが打てたのがもっとうれ
         しい」

 中川は3打席目の6回2死二塁から右翼線適時二塁打を喜んだ。

  連敗を「8」で脱出した前日(14日)、17安打で13得点した猛打爆発祭だっ
 たが、スタメンで無安打は中川だけ。春の教育リーグからベンチを温めるこ
 とが多かった中川にとって、先発から外されることも十分考えられたが、そ
 れでも川相2軍監督はスタメンから外さなかった。

   中川   「1人、蚊帳の外でもスタメンで使ってもらった監督さんの
         期待に応えるためにも何とかしたかった。集中して打席に
         入れたし、全打席内容はあったと思います」

 声を弾ませた。

  試合前の打撃練習では小川ブルペン捕手が中川に気持ちよく打たせる心配
 りをしていたが、それも杞憂に終わった。2点目の適時打を放った西川も含
 め、控え組が活躍して勝利をつかんだ。

   川相監督 「彼らが自分の特徴を出していくことで、他の選手の刺激に
         なってくれれば…」

 若手のさらなる競争を望んでいた。

D先発・久本

  リリーフ登板ばかりだった左腕・久本が、公式戦では2007年8月12日の阪
 神戦(敦賀)以来の先発マウンドを踏み、5イニングを3安打無失点に抑え、
 同日以来、1007日ぶりの先発勝利をつかんだ。

   久本   「リリーフと違っていろいろな変化球が試せたし、リズムよ
         く投げられました。久しぶりに先発を味わって気分的にも
         吹っ切れました」

 満足そうだ。

  最近は救援で満足な結果を残せていないため、川相2軍監督が先発起用で
 気分転換を図らせようと決めたもの。

   小林コーチ「これで自分のいい感じを取り戻してくれればいい」

                 【5月16日付け中日スポーツより引用】