10/03/30 鳴尾浜  阪神1回戦(対阪神0勝1敗)

◎岡田 暴投デビュー◎

 
中  日
阪  神

[勝 投]フォッサム(1試合1勝0敗)
[セーブ]ジェン  (2試合0勝1敗1セ)
[敗 投]高 島  (3試合1勝1敗)

 
中  日
阪  神 10

 打率長打率出塁率
左   中 川 .143 .286 .143
遊   岩崎恭 .333 .407 .455
二   柳 田 .333 .667 .517
  投   久 本 .000 .000 .000
  打   小林高 .000 .000 .000
  投   朝 倉 - - -
  三   西 川 .200 .200 .200
一   福 田 .400 .550 .400
右   平 田 .217 .217 .406
中   中 村 .400 .480 .444
三   堂上直 .250 .333 .400
  打   堂上剛 .318 .545 .348
  投   矢 地 - - -
  投   岡 田 - - -
捕   前 田 .125 .125 .200
  捕   田 中 .250 .250 .333
  打   英 智 .250 .250 .250
投   高 島 .333 .333 .333
  二   沢 井 .364 .409 .462
33 .287 .383 .370
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
高 島 77 21 0.84 5.91
久 本 23 1.80 3.60
朝 倉 17 0.00 0.00
矢 地  2/3 2.45 4.91
岡 田  1/3 11 0.00 0.00

中  日
左  (フォッサム)
中 川
右飛遊ゴ    投ゴ  (石川)
一邪
  遊併
遊  岩崎恭投ゴ  三振  中安  三ゴ    
二  柳 田四球  捕邪  二ゴ        
 投  久 本                  
 打  小林高            三振    
 投  朝 倉                  
 三  西 川                  
一  福 田左安  左2  二飛    (横山)
三ゴ
  
右  平 田二ゴ  四球    (金村暁)
左安
  三ゴ  
中  中 村  左2中飛    二ゴ  右安  
三  堂上直  三ゴ  二飛  三振      
 打  堂上剛              一ゴ  
 投  矢 地                  
 投  岡 田                  
捕  前 田  死球  中飛  中安      
 捕  田 中                  
 打  英 智                (ジェン)
右飛
投  高 島  一犠  二ゴ          
 二  沢 井          二ゴ    二安
阪  神
中  田 上(高島)
四球
遊ゴ  左安  遊ゴ  (岡田)
投安
  
二  西 谷投安  四球左飛  二ゴ  左飛  
遊  高 浜二ゴ  一犠左飛    (朝倉)
中飛
    
左  林威助中飛  中飛  (久本)
右2
  一ゴ    
右  庄 田四球  四球  投犠  四球    
三一 野原将左飛  二ゴ  左犠  遊ゴ    
一  森 田  三振  右安一ゴ    (矢地)
中安
  
 走三 水 田                  
捕  小宮山  三振  投安  三ゴ  投犠  
投  フォッサム  四球  一ゴ          
 投  金村暁                  
 打  清 水          四球      
 投  石 川                  
 投  横 山                  
 打  高橋光              遊ゴ  
 投  ジェン                  
    (  )内は対戦投手

【失策】高島

《相手投手》フォッサム(5回)−金村暁(1回)−石川(1回)
      −横山(1回)−ジェン(1回)

D3番手・朝倉

  今春季キャンプ中盤に腰の張りを訴え、2軍調整中だった朝倉が、ようや
 く実戦復帰した。7回に3番手で中継ぎ登板し、1イニング、打者4人に対
 して1四球の無失点。速球のMAXは143キロを記録するなどキレのあるボール
 を投げ込み、復調ぶりをアピールした。

   朝倉   「ようやく投げられた。正直、ホッとしてます。早く実戦感
         覚を取り戻せるように、これからは焦ってやっていきます」

 自らを鼓舞していた。

D5番手・岡田

  岡田が公式戦初登板。8回2死三塁の場面でリリーフ登板し、1安打、1
 暴投のホロ苦デビューとなったが、堂々としたマウンドさばきで、潜在能力
 の高さを示した。

  暴投を記録しようが、プロ初安打を許そうが、マウンド上で一切、動揺し
 たそぶりを見せることはなかった。ルーキー左腕の岡田が、デビュー戦でも
 高校生離れした強心臓ぶりを発揮。打者を打ち取ることだけに集中し、ひる
 むことなく腕を振った。

   岡田   「(初登板にも)全然緊張はしなかった。アウトを取ることだ
         けに集中してました。(暴投で)サードランナーをホームに
         かえしたのも、ヒットを打たれて点を取られたわけじゃな
         いんで…。1年目なんでテンポ良く投げることだけを考え
         てました」

  急きょの登板にも動じない。自分のやるべきことを遂行するのみ。高校時
 代に幾度となく大舞台を経験した若武者の辞書からは、まるで「緊張」とい
 う文字が消し去られているかのような堂々ぶりだ。

   小林コーチ「良く投げたよ。ストライクも入るしね。結果的に暴投にな
         ったけど、あのスライダーも低めを意識したいいボールだ
         った。あれだけ投げられたら十分。これから徐々にチャン
         スを広げていこうと思っている」
   岡田   「まだ早いと思っています。(今回は)投げたいとアピールし
         て投げさせてもらえたけど、まだ、戦力になれていない。
         戦力として使ってもらえるように、これからもアピールし
         ていきたい」

 しっかりと自分の足元を見つめながら、一歩ずつ着実に歩みを進める岡田が、
 大きな一歩を踏み出した。

D控え捕手・赤田

  2軍遠征初合流に

   赤田   「うれしい。出場したら結果を出してアピールしていきたい」

                 【3月31日付け中日スポーツより引用】