09/06/17 鳴尾浜  阪神11回戦(対阪神4勝4敗3分)

◎中里7イニング1失点◎

 
中  日
阪  神

[勝 投]中 里  (12試合4勝2敗1セ)
[敗 投]小 嶋  (10試合4勝3敗)

 
中  日
阪  神 11

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .353 .379 .402
  投   清水昭 .000 .000 .000
  投   赤 坂 .000 .000 .000
  投   岩 田 - - -
中   中 川 .265 .338 .324
三   福 田 .354 .570 .386
一   新 井 .302 .500 .423
  走一  小 田 .190 .190 .292
右   中村一 .274 .339 .311
遊   堂上直 .190 .304 .238
左   加 藤 .000 .000 .130
捕   前 田 .299 .448 .356
  打二  西 川 .221 .294 .321
投   中 里 .143 .143 .125
  打   井 上 .150 .200 .277
  捕   小 川 .045 .182 .154
35 .266 .379 .330
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
中 里 98 29 3.62 8.91
清水昭 0/3 6.32 7.47
赤 坂 23 3.27 4.09
岩 田 12 10.00 6.50

《相手投手》小嶋(3回0/3)−桟原(1回)−上園(1回)
      −清原(2回)−吉岡(1回)−横山(1回)

D6番遊撃・堂上直

  堂上直が遊撃手としてフル出場した。愛工大名電高時代は本職だったポジ
 ションだが、プロ入り後では、この日が初めてのショートでのフル出場。打
 っては4打数1安打2打点。

  遊撃手としてのウ・リーグ出場に、注目が集まった。5度の守備機会を完
 ぺきにこなした。

   堂上直  「去年の練習試合(ソフトバンク戦=ナゴヤ球場)では1イニ
         ングだけ守りましたが、フル(出場)は初めて。でも、落ち
         着いて守れた。違和感はありません」

 初めて打球を処理したのは2回、阪神・柴田の遊ゴロ。これを軽快にさばい
 て二塁に転送。この守備の好リズムを打席へと持ち込んだ。5回2死一、二
 塁で、左越え2点適時二塁打を放ってダメ押し。

   堂上直  「大事な場面で走者をかえせてよかった」

 と控えめに喜んだ。

  この日、“本職”の三塁は打撃好調である同期入団の福田に譲った。その
 起用意図について、

   辻2軍監督「1つでも多く守れる場所があれば、チャンスもつかみやす
         い。同い年の福田の活躍も刺激になるだろうね」
   堂上直  「福田は刺激になる」

 将来1軍を担うかもしれない三遊間コンビがこの日、ファームで記念すべき
 第1歩を刻んだ。

D先発・中里

  先発・中里が4勝目を挙げた。阪神を相手に7イニングを投げて、8安打
 1失点に抑えた。

   中里   「調子は悪くなかったが、思ったより球が高めに浮いてしま
         い、修正するのに時間がかかってしまった」

 序盤は制球に苦しんだが、回を刻むごとに腕が振れるようになり、4回1死
 からは4者連続三振。打っては4回1死満塁で中犠飛。次回登板へ向けては

   中里   「立ち上がりから、自分の投球をできるようにしたい」

◆斉藤、故障後初ブルペン入り

  5月27日のウエスタン・リーグ、阪神戦で古傷の左ひざを痛め、ファーム
 でリハビリ中の斉藤が17日、ナゴヤ球場で行われた2軍残留組練習で、故障
 後初めてブルペン入りし、捕手を立たせたままで32球の投球練習を行った。

  スライダーやフォークなど変化球も数球織り交ぜ

   斉藤   「7、8割の力で投げたけど、指にかかったボールもあった
         し、バランスも良かった」

 とブルペン入りに満足げ。

   斉藤   「(外野ポールからセンター間の)ダッシュとか強めの動きを
         しても、ひざは痛まなかった。体がもう少しできてくれば
         もっとペースを上げていきたい」

 その回復は順調だ。

                 【6月18日付け中日スポーツより引用】