09/06/04 北神戸  オリックス11回戦(対オリックス7勝4敗)

◎佐藤亮6イニング2失点◎

 
中   日
オリックス

[本塁打]岡 田10号(7回1点長峰)
[勝 投]長 峰  (12試合1勝1敗1セ)
[セーブ]菊 地  (15試合1勝2敗2セ)
[敗 投]小 松  (1試合0勝1敗)

 
中   日 10
オリックス 10

 打率長打率出塁率
指   沢 井 .374 .402 .417
  打指  西 川 .240 .300 .345
  打指  小林高 .300 .300 .364
遊   岩崎恭 .343 .429 .385
三    谷  .287 .485 .324
右   李炳圭 .348 .522 .396
中   中村一 .255 .337 .279
左   中 川 .263 .289 .317
一   福 田 .327 .538 .352
捕   清水将 .182 .182 .250
  打   柳 田 .258 .394 .329
  捕   小 田 .200 .200 .333
二   岩崎達 .167 .167 .205
35 10 .262 .379 .322
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
佐藤亮 91 28 4.50 4.91
長 峰 28 4.50 9.64
菊 地 10 3.79 5.21

【失策】岩崎恭

《相手投手》本柳(7回)−小松(1回)−吉野(1回)

D先発・佐藤亮

  国学院大から入団4年目の左腕・佐藤亮は先発して6イニングを8安打さ
 れながらも2失点と好投し、上り調子だ。

  粘投が光った。6回まで毎回の8安打を浴びながらも2失点(自責1)で切
 り抜けた佐藤亮。

   佐藤亮  「(走者を)出しても粘るのが自分にとって大事。最少失点で
         粘れたのが収穫」

 自らのスタイルを貫いた投球だった。

  5月24日のウ・リーグ、広島戦(蒲郡)では、先発して3イニング6安打4
 失点と散々のデキ。しかし、31日の広島戦(佐伯)では2番手登板で3イニン
 グを無安打無失点に抑え、復調のきっかけをつかんだ。そして、この日は11
 日ぶりの先発マウンド。大きく曲がるカーブと、切れ味抜群のスライダーで
 オリックス打線に的を絞らせなかった。

   佐藤亮  「春先から、走者を出すと、そのままズルズルといってしま
         っていた。きょうは、それがなかったですね」

  しかし、ピンチで踏ん張ったといっても、6イニングで5度も先頭打者の
 出塁を許したのはいただけない。

   佐藤亮  「そのあたりを修正していきたい。タマ自体もあまりよくな
         かったし、きょうは清水将さんのリードに助けられました」

 佐藤亮は課題を口にした。

D7番一塁・福田

  打撃好調の福田が4打数2安打3打点と活躍。1点差を追った5回に逆転
 の2点適時打を放ち、7回に勝ち越し打。

   福田   「ボールがよく見えているんで、今は打席に立つのが楽しみ
         です」

 2日にウ・リーグタイ記録の1試合4二塁打を記録するなど、強打は止まら
 ない。5月19〜21日のウ・リーグ、ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)では、当時
 ファームで調整中だった多村の姿に福田の目はクギ付け。横浜高の先輩で、
 パを代表する強打者の構えのグリップ位置をまねて低めに修正したところ、
 タイミングがうまく取れるようになったという。

                 【6月5日付け中日スポーツより引用】