09/05/27 ナゴヤD  阪神9回戦(対阪神3勝4敗2分)

◎中里5イニング無失点◎

 
阪  神
中  日

[勝 投]中 里  (9試合3勝2敗)
[セーブ]菊 地  (12試合1勝2敗1セ)
[敗 投]小 嶋  (8試合4勝2敗)

 
阪  神
中  日

 打率長打率出塁率
遊    谷  .289 .447 .329
二   岩崎達 .182 .182 .250
右   野 本 .143 .143 .400
  左   中村一 .234 .338 .247
三   柳 田 .291 .444 .357
中   平 田 .328 .534 .361
左右  英 智 .298 .447 .314
一   福 田 .226 .419 .273
捕   前 田 .286 .429 .352
投   中 里 .200 .200 .200
  打   中 川 .192 .231 .222
  投   中 田 .000 .000 .000
  投   斉 藤 - - -
  投   菊 地 - - -
28 .259 .379 .320
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
中 里 67 16 4.50 9.00
中 田 31/3 70 19 4.88 7.50
斉 藤 1/3 5.40 7.20
菊 地 1/3 4.60 5.74

《相手投手》小嶋(5回)−鶴(1回)−桟原(1回)−リーソップ(1回)

D先発・中里

  先発の中里が5イニングを1安打、4奪三振、1四球、無失点と好投し、
 今季3勝目(2敗)を挙げた。

  中里本来の直球がよみがえってきた。打者の手元で浮き上がるような、強
 烈にスピンのかかったストレートで、阪神打線を牛耳った。

   中里   「きょうの真っすぐは、指によく掛かってよかった。今まで
         そういうのはなかったけど、困った時に真っすぐを投げれ
         ば、抑えられるという感覚が出てきました」

  直球の最速は144キロで、 球速はあまり上がらなかったが、球のキレ味は
 抜群で、相手のバットを3本へし折るなど、各打者をきりきり舞いさせた。

  前回登板(20日ソフトバンク戦)では5回まで無失点に抑えながら、6回に
 突然崩れてスタミナ不足を露呈した。この日は2軍調整中の中田の登板も控
 えており、5イニング限定登板だったため、課題克服は次回以降に持ち越し
 となったが、

   小林コーチ「きょうのピッチングだったら、あと2、3回は余裕でいけ
         たね。投げるたびに安定感が増しているし、無駄な力が全
         然入っていなかった。いい方向で、自分の投球スタイルが
         確立されてきているんじゃないかな」
   中里   「ここ3試合でいい投球が続けられている。このまま継続し
         ていけば、チャンスが巡ってくると思うので、モチベーシ
         ョンを保ってやっていきたいですね」

 中里が言葉に力を込めた。

D2番手・中田

  中田が6回からリリーフ登板。 3イニング1/3を投げ7安打3失点で途中
 降板した。 直球は最速149キロを記録したものの、制球に苦しみ“あばれ馬
 ぶり”は相変わらず。8回まで3イニングは無失点で切り抜けたが9回に4
 安打を固め打ちされた。

   中田   「ものすごいいい球もあったが、打たれているのは力が入っ
         ていないボール。まちまちなところがある」

 2軍での先発登板を経て1軍合流を目指す。

                 【5月28日付け中日スポーツより引用】