09/05/24 蒲郡  広島9回戦(対広島3勝6敗)

◎乱打戦で競り負け◎

 
広  島
中  日

[本塁打]松 山2号(1回1点佐藤亮)
     松 山3号(6回2点パヤノ)
     田 中1号(9回1点斉藤)
[勝 投]青木勇  (15試合1勝1敗4セ)
[セーブ] 森   (15試合2勝0敗3セ)
[敗 投]パヤノ  (4試合0勝1敗1セ)

 
広  島 15
中  日 15 13

 打率長打率出塁率
二   沢 井 .394 .426 .436
遊   岩崎恭 .200 .250 .273
右   中村公 .306 .400 .398
一   新 井 .321 .556 .446
三   柳 田 .275 .422 .347
左   中 川 .192 .231 .192
中   中村一 .234 .338 .247
  投   菊 地 - - -
  打   西 川 .256 .302 .360
  投   パヤノ - - -
  打   福 田 .208 .458 .269
  捕   前 田 .261 .391 .333
捕   小 川 .048 .190 .160
  打   加 藤 .000 .000 .100
  投   高 橋 - - -
  投   斉 藤 - - -
  打   小林高 .333 .333 .429
投   佐藤亮 .500 .500 .667
  中   英 智 .302 .465 .319
41 15 .257 .379 .318
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
佐藤亮 72 16 6.92 4.85
菊 地 31 10 4.70 5.87
パヤノ 30 4.15 16.62
高 橋 16 0.00 12.27
斉 藤 16 7.36 7.36

《相手投手》佐藤(2回0/3)−青木勇(3回)−ドーマン(2回)
      −小島(0/3回)−森(2回)

D4番一塁・新井

  新井に当たりが戻ってきた。この日4打数3安打2打点の固め打ちは、8
 日のソフトバンク戦(雁の巣)以来、今季3度目の1試合3安打。打率も3割
 2分1厘と、一気に3割台に戻した。

   新井   「感じはよくなってきたけど、いい当たりが(野手の)正面を
         ついたりしているので、(打撃の)精度を上げるためにもっ
         ともっと練習します」

D6番左翼・中川

  これまで打撃不振だった中川が、今季初のマルチ安打を記録。復調の兆し
 を見せた。

  長いトンネルの出口がようやく見えてきた。打撃不振のどん底であえいで
 いた中川が、今季初マルチとなる2安打を放って、復調への確かな手応えを
 つかんだ。

   中川   「タイミングがよくなってきたし、バットが振れてきました。
         結果を残さないと試合に出られないので、一打席一打席が
         勝負だと思って打席に入ってます」

  この試合前まで、14試合に出場して21打数3安打の打率1割4分3厘。凡
 退の半分が三振(9三振)という、悲惨たる内容だった。不振打開のために取
 った行動は、とにかく振り込むこと。ナゴヤ球場で試合がある日は、早朝か
 ら球場に出向き、一人黙々とマシン相手に打ち込んでから、チームのアップ
 に合流した。試合後も同じく、納得がいくまで振り込んだ。

   中川   「何とか結果を残そうと思って必死です。後がないと思って
         やっている。試合に出たら、何とか1本打ってアピールし
         ていかないと…」

 07年オフに右肩を手術し、昨季はほぼ棒に振った。6年目の今季。腹をくく
 って取り組んでいく決意だ。

                 【5月25日付け中日スポーツより引用】