08/04/29 ナゴヤ
広島5回戦(対広島1勝4敗)
◎山本昌6回3安打2失点◎
| |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
計 |
| 広 島 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
3 |
| 中 日 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
[勝 投]大 島 (7試合3勝1敗)
[セーブ]シュルツ (4試合0勝0敗2セ)
[敗 投]山本昌 (2試合0勝2敗)
| |
安 |
二 |
三 |
本 |
振 |
球 |
犠 |
盗 |
併 |
残 |
失 |
暴 |
捕 |
ボ |
| 広 島 |
7 |
1 |
1 |
0 |
7 |
3 |
2 |
1 |
1 |
9 |
1 |
1 |
0 |
0 |
| 中 日 |
4 |
1 |
0 |
0 |
6 |
3 |
0 |
0 |
0 |
7 |
2 |
1 |
0 |
0 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 振 | 球 | 犠 | 飛 | 盗 | 打率 | 長打率 | 出塁率 |
| 1 |
二 |
沢 井 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.247 |
.329 |
.286 |
| 2 |
遊 |
柳 田 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.283 |
.326 |
.377 |
| 3 |
左 |
中村公 |
4 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.217 |
.326 |
.345 |
| 4 |
一 |
新 井 |
3 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
.254 |
.429 |
.365 |
| 5 |
右 |
堂上剛 |
4 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.230 |
.377 |
.273 |
| 6 |
中 |
平 田 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
.200 |
.383 |
.310 |
| 7 |
三 |
堂上直 |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
.231 |
.231 |
.286 |
| 8 |
捕 |
田 中 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.326 |
.391 |
.354 |
| 9 |
投 |
山本昌 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
.000 |
.000 |
| |
投 |
赤 坂 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- |
- |
- |
| |
打 |
前 田 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.455 |
.818 |
.455 |
| |
投 |
高江洲 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- |
- |
- |
| 計 |
31 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
6 |
3 |
0 |
0 |
0 |
.236 |
.347 |
.304 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 振 | 球 | 犠 | 飛 | 盗 | 打率 | 長打率 | 出塁率 |
| |
回 |
投 |
打 |
安 |
振 |
球 |
失 |
責 |
暴 |
ボ |
防御率 |
三振率 |
| 山本昌 |
6 |
111 |
25 |
3 |
5 |
2 |
2 |
2 |
0 |
0 |
4.09 |
9.82 |
| 赤 坂 |
1 |
9 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7.71 |
3.86 |
| 高江洲 |
2 |
38 |
10 |
3 |
2 |
1 |
1 |
1 |
1 |
0 |
1.23 |
8.59 |
【失策】堂上直2
《相手投手》大島(8回)−シュルツ(1回)
D先発・山本昌
背中の張りで7日に出場選手登録を抹消され、22日のソフトバンク戦で実
戦復帰を果たした山本昌が中6日で先発。6イニングを投げ3安打2四球、
5三振の2失点に抑え、まずまずの投球を見せた。
山本昌 「点は取られたけど、調子の方は上がってきています。だい
ぶ感覚はつかめてきているし、それなりの投球ができたと
思います」
前回の登板では5イニングで82球。 今回は100球以上を予定し、6イニン
グで111球を投げた。イニング数、球数ともに増えたが、
山本昌 「体の悪いところはないので大丈夫です」
痛めた背中は問題ない様子。
山本昌 「上(1軍)のピッチャーはみんな調子がいいので空きはない
ですけど、しっかり調整して頑張りたいと思います」
ベテラン左腕は1軍復帰への準備を着々と進めていく。
◆解説に堂上館長−ケーブルTVで中継
この日のウエスタン中日−広島戦は、ケーブルテレビの「スターキャット
チャンネル」で試合開始から終了まで今季初めて中継された。解説は若手選
手を熟知した昇竜館の館長・堂上照さんが務め、この日は今季最多の4274人
の観衆が詰め掛け、スタンドも沸いた。なお、8月5日の広島戦、同9、10
日のサーパス戦(いずれもナゴヤ球場)の計3試合が、同チャンネルで中継予
定。
【4月30日付け中日スポーツより引用】
◆新人・赤坂タカ戦で自信
高校生ドラフト1巡目ルーキーがいよいよ実力の片りんを見せ始めた。23
日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦(ナゴヤ球場)。9回に登板した赤
坂は先頭の明石をオール直球で見逃し三振。 続く2人も最速142キロの真っ
すぐを主体に抑えきった。1イニングを力勝負で3者凡退。
赤坂 「きょうが一番良かった。今の形を忘れずに投げたい」
とさわやかに笑った。
挫折を味わっていた。沖縄キャンプ中盤で右肩に炎症を起こした。キャン
プで同じ高校生ルーキーの樋口が1軍で華々しくデビューしたのに、自分は
投げることすらできなかった。
赤坂 「しっかり調整できなかった。『何をしているんだろう』っ
て思いました」
投球練習すらできない日々。焦りはあったが、代わりにひたすら走った。
赤坂 「周りから『おまえは先が長いんだ』と励まされて助かりま
した」
手本となる先輩もいた。オープン戦で故障して2軍にいた山井だ。
赤坂 「練習中は笑顔すら見せずに黙々と打ち込んでいた。あの姿
勢はすごいと思った」
スタートでいきなりつまずいたものの、プロ野球選手としての土台と心を
養った。デビューから2試合目となったソフトバンク戦では、
赤坂 「低めに指にかかったボールを投げられれば、簡単には打た
れない」
自信も得た。遅れてきたルーキーが真価を発揮するのはこれからだ。
【4月29日付け中日スポーツ「とれたてファーム」より引用】
◆堂上剛の打撃進化中−間の取り方試行錯誤
強い中日を支える土台として、ファームの存在が注目される。未来のチー
ムを背負う若い選手たちが、練習に明け暮れる。ペナントレースを勝ち抜く
1軍とは違い、体と技術と心を鍛練する。新しい戦力は活性化にもつながる。
月に1度、期待の若手を紹介する。
中軸を任される堂上剛は、ずっと悩みを抱えていた。
堂上剛 「キャンプのころから、打つときのタイミングが合っていな
かった」
今季、これまでの成績は打率2割4分台。納得のいく打撃ができず、結果
も出なかった。シーズンが開幕して1カ月。26日に高知で行われたサーパス
戦で放った安打に
堂上剛 「イメージ通りの打撃ができた」
ようやく手応えをつかみかけた。
キャンプは主力中心の北谷組で過ごしたが、終盤で若手中心の読谷組へ振
るい落とされた。
堂上剛 「正直なところ悔しさはあったけど、今では納得している。
残った人たちに比べれば、守備も走塁も力不足。中途半端
な実力で1軍にいても意味がない」
1軍で通用するために力を入れるのが、持ち味の打撃。
堂上剛 「今までも強い当たりは打てたけど、粗削り。調子が悪かっ
たり、相手投手にタイミングを崩されたりしても、確実に
打てるようにしたい」
構えや動き出しを変えてタイミングの取り方を工夫した。内角球を打てる
ようにと、首が傾く癖も直した。
堂上剛 「ヒットが出たときも、なぜ打てたのか分からないこともあ
ったが、今は打つことも守ることも、練習してうまくなっ
た自信がある」
辻2軍監督「新しいことを試しているのだから、数字が良くないのも仕
方ない。今は1軍でレギュラーを目指すための訓練をして
いる段階。まだまだ、レベルアップが必要」
成績が悪くても起用され続けるのは、チームの将来を背負うことを期待さ
れているから。1軍で戦い抜く力を身に付けるため、一歩ずつ自分の土台を
築いている。
【4月29日付け北陸中日新聞「ファーム情報」より引用】