07/07/24 甲子園  阪神14回戦(対阪神5勝6敗3分)

◎堂上剛二塁打&ソロで1軍昇格◎

 
中  日
阪  神

[本塁打]堂上剛3号(4回1点能見)
[勝 投]能 見  (6試合5勝0敗)
[セーブ]桟 原  (17試合3勝1敗4セ)
[敗 投]吉 見  (10試合4勝4敗)

 
中  日
阪  神

 打率
右   沢 井 .242
遊   鎌 田 .224
  打遊  岩 崎 .224
二   森 岡 .338
三   堂上直 .224
左   堂上剛 .405
  打左  中村一 .147
  打左  西 川 .125
中   上 田 .245
一   柳 田 .236
捕   田 中 .231
投   吉 見 .133
  打   小 川 .125
  投   斉 藤 .000
  投   高 橋 -
  投   デニー -
  打   春 田 .183
32 .251
 打率

  防御率
吉 見 22 2.67
斉 藤 1/3 2.04
高 橋 2/3 0.00
デニー 0.00

《相手投手》能見(7回)−吉野(1/3回)−桟原(1回2/3)

D先発・吉見

  吉見が先発。6イニングを投げて4安打、奪三振5、無四球、失点3の内
 容だった。2回の1イニングだけ乱れて得点を与えたが、ほかの5イニング
 は3者凡退の力投を見せた。

  2回二死から、岡崎に中前打。続く秀太に左翼線二塁打。2死二、三塁で
 打者・清水。カウント1−2から甘い内角球を投げ左中間を破る先制の2点
 適時二塁打。打たれる前の外角スライダーは完全にタイミングが合わない空
 振り。もう一球続けてもいいし、カウントが悪くなれば次の打者が投手なの
 で歩かせてもいいケースだった。それを明らかにストライクを取りにいった
 と思われる甘い内角球では打たれても仕方ない。

   吉見   「あまり考えず内角に投げてしまいました。僕のミスです」
   高橋コーチ「あのイニングだけだよね。もっと考えて投げてくれないと。
         ボールはいいんだから」

  立ち上がりからストライクが先行し、いつもの吉見と違うぞと思わせた。
 MAX146キロにスライダーの切れも申し分ない。1軍級の球は投げられる。残
 る課題は配球を覚えることだろう。ストライクゾーンだけでなく、誘う球、
 のけぞらす球などボールになる球を投げることだ。頭を使った配球を覚える
 事が1軍への道だ。

D5番左翼・堂上剛

  堂上剛が、福留の出場選手登録抹消のため、急きょ1軍に昇格した。この
 日はウエスタン・リーグ、阪神戦に出場していたが、右翼線二塁打と左越え
 本塁打を放った後に連絡を受け、試合途中に名古屋に向けて出発した。ナゴ
 ヤドームに到着したのは試合開始30分前。シートノックに間に合わないとい
 うドタバタ昇格だった。

                 【7月25日付け中日スポーツより引用】