07/06/15 ナゴヤ  サーパス7回戦(対サーパス2勝4敗1分)

◎堂上剛の2打点のみ◎

 
サーパス
中  日

[本塁打] 迎 6号(9回2点小林)
[勝 投]近 藤  (10試合4勝1敗)
[セーブ]小 松  (10試合0勝2敗1セ)
[敗 投]石 井  (13試合0勝2敗1セ)

 
サーパス 10
中  日

 打率
中   李炳圭 .000
遊   西 川 .113
  打   小 山 .545
  走   普久原 .150
  二   金 本 .500
二遊  森 岡 .327
三   新 井 .217
左   堂上剛 .378
右   平 田 .299
一   春 田 .212
  走   竹 下 .333
捕   田 中 .228
投   中 里 .125
  投   石 井 -
  投   斉 藤 -
  打   前 田 .231
  投   小 林 -
30 .248
 打率

  防御率
中 里 61/3 25 4.31
石 井 1/3 5.23
斉 藤 1/3 2.51
小 林 10 4.50

《相手投手》近藤(6回)−菊地原(2回)−小松(1回)

D1番中堅・李炳圭

  李炳圭が初めて2軍戦に出場した。4打数ノーヒットに終わったが、守備
 では6回に回転キャッチを見せるなど、無難にこなした。

  歯を食いしばりながら、懸命にグラブを差し出した。6回、サーパス・牧
 田が放った中堅へのライナーに、ダッシュをかけたのは李炳圭。ラインドラ
 イブする打球に合わせながら、体をクルッと一回転させてキャッチした。

  周囲から守備面の不安がささやかれる中、初めての2軍戦出場で美技。

   辻2軍監督「しっかり声出しもしているし、必死に打球を追っている。
         (6回の守備では)前へもちゃんと突っ込んでいる。見てい
         ればわかるでしょう」

 試合後、辻2軍監督は李炳圭の守備に及第点を与えた。

  打撃向上にもプライドを捨てて、取り組んでいる。4打数ノーヒットに終
 わった試合後、約30分間の特打を敢行し、下半身の使い方に関する2軍首脳
 陣のアドバイスにも真剣に耳を傾けた。

   李炳圭  「(ゲームの)バッティングは悪くなかった。今は2軍選手な
         んで一生懸命頑張るだけです」

 屈辱の2軍降格から10日、真夏のような日差しが照りつけるナゴヤ球場で、
 目の色が変わってきた。

D5番左翼・堂上剛

  堂上剛が4安打に抑えられた打線の中で、先制打を含む2安打2打点と1
 人気を吐いた。初回2死一、二塁、カウント0−3。近藤の外角ストレート
 をジャストミートして左中間へ2点適時二塁打。6回には左前打。

   堂上剛  「(1回は)狙い球をしっかり絞って打つことができました」

 7日に2軍降格となったが、その後3試合連続でマルチ安打と好調だ。

D先発・中里

  先発した中里が6イニング1/3を投げ、 4安打2失点に抑えたが、先頭打
 者を四球で4度出塁させるなど次回登板へ課題を残した。

   中里   「調子はよくなかったけど、悪いなりにゲームはつくれたと
         思います。(四球は)自分の問題なので。修正して次回は結
         果を出したいです」

 最近3試合、勝ち星こそついてはいないが、2失点以下に抑え先発投手の役
 割はきっちり果たしている

※堂上直−左ひざに違和感

  チームで唯一全試合に出場していた堂上直が、ウエスタン、サーパス戦を
 欠場した。試合前の練習には参加していたが、左ひざに違和感を覚えたため、
 試合中に名古屋市内の病院で検査を受けた。

   辻2軍監督「大したことはないようだ。守備練習でいつもよりひざが曲
         がってなかったみたいだから。炎症しているようだし、2、
         3日様子をみる」

                 【6月16日付け中日スポーツより引用】