07/04/19 ナゴヤD  サーパス3回戦(対サーパス2勝1敗)

◎久本5イニング2安打無失点◎

 
サーパス
中  日

[本塁打]相 川1号(7回1点バレンタイン)
[勝 投]久 本  (5試合2勝0敗)
[セーブ]石 井  (5試合0勝1敗1セ)
[敗 投]鴨志田  (3試合1勝1敗)

 
サーパス
中  日

 打率
中   藤 井 .227
二   沢 井 .083
遊   森 岡 .317
三   堂上直 .283
一   新 井 .250
右   中村一 .269
左   普久原 .000
捕   田 中 .240
投   久 本 .500
  投   中 里 -
  打   堂上剛 .250
  投   バレン -
  投   クルス -
  投   石 井 -
30 .235
 打率

  防御率
久 本 18 0.71
中 里 5.68
バレン 8.10
クルス 0.00
石 井 6.75

【失策】森岡

《相手投手》鴨志田(5回)−歌藤(1回)−吉川(1回)−町(1回)

D4番三塁・堂上直

  堂上直がプロ入り後、初めてナゴヤドームでプレー。3打数1安打1四球
 だった。

  約9カ月ぶりとなる竜の“聖地”でのプレー。

   堂上直  「楽しかったです」

 プロ入り後、初めてとなるナゴヤドームでの試合を満喫した様子だ。

  昨年7月31日の高校野球愛知大会決勝、愛産大三河戦以来となるナゴヤ
 ドームでの試合に「4番・三塁」で先発出場。4回の第2打席では、無死一
 塁で追い込まれながらも左前打を放った。

   堂上直  「詰まっていたけど、思い切って振ることができました」

 先制点につながるチャンスメークの一打は、自己新の6試合連続安打となっ
 た。

  ナゴヤドームでは、中学3年の時、中日ファン感謝デーで投手・福留から
 1発。高校2年夏の愛知大会決勝で1発。計2発をスタンドに放り込んでお
 り一発の期待が懸かったが…。

   堂上直  「ホームラン? そういう気持ちはありました。でも、うま
         くいかないですね(苦笑)
         ここでやるためにも、その日、その日、ベストを尽くして
         いきたい」

 1軍の試合に出場することを夢見るルーキー。夢舞台での出場もそう遠くは
 ないはずだ。

D先発・久本

  先発の久本が5イニングを投げて無失点、13日の広島戦(由宇)に続いて、
 白星を手にした。ナゴヤドームは3月6日のオープン戦(西武戦)以来、約1
 カ月半ぶりだったが、2安打を許しただけ。

   久本   「長いイニングを投げるために、球数を少なく、リズムよく
         投げることをテーマにして、うまく投げることができたと
         思います。この調子を継続していきたいです」

D2番手・中里

  中里は6回の1イニングを3者凡退、無失点に抑えたが、不満顔だった。

   中里   「ブルペンで真っすぐが良くなかったので、変化球を見せて
         おいて速球勝負と考えていた」

 速球は140キロ前後。変化球を多めにしたのが原因だった。

   中里   「自分の思っているような真っすぐは全然投げられていない。
         投げるのが楽しくなるくらいまで調子を上げていかないと」

 独特の伸びを取り戻すため、2軍で調整を続ける。

D4番手・クルス

  育成選手のクルスが150キロ台を連発した。 8回の1イニング、失策で1
 人走者を出しただけで無安打無失点。完全に投球フォームを盗まれて二盗も
 許したが、快速球はMAX151キロを計測した。初の1軍本拠地は

   クルス  「いつものマウンドとはかなり違って、投げやすかった」

 と、気に入った様子。支配下選手登録を目指してアピールを続ける。

                 【4月20日付け中日スポーツより引用】