07/03/27 ヤフーD
ソフトバンク1回戦(対ソフトバンク1勝)
◎開幕戦は9安打7点で快勝◎
| |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
計 |
| 中 日 |
0 |
0 |
0 |
4 |
3 |
0 |
0 |
0 |
7 |
| ソフトB |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
2 |
(8回コールドゲーム)
[本塁打]松 田2号(4回1点長峰)
上 田1号(5回3点西山)
[勝 投]長 峰 (1試合1勝0敗)
[敗 投]田之上 (1試合0勝1敗)
| |
安 |
二 |
三 |
本 |
振 |
球 |
犠 |
盗 |
併 |
残 |
失 |
暴 |
捕 |
ボ |
| 中 日 |
9 |
3 |
0 |
1 |
5 |
2 |
1 |
1 |
1 |
5 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| ソフトB |
7 |
1 |
0 |
1 |
7 |
3 |
0 |
1 |
0 |
7 |
1 |
1 |
0 |
0 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 盗 | 打率 |
| 1 |
中 |
藤 井 |
4 |
2 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
.500 |
| 2 |
遊 |
鎌 田 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| |
走遊 |
岩 崎 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
- |
| 3 |
二 |
森 岡 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| 4 |
三 |
堂上直 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.250 |
| 5 |
一 |
新 井 |
4 |
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.500 |
| 6 |
左 |
上 田 |
3 |
2 |
0 |
0 |
1 |
3 |
0 |
.667 |
| |
打 |
井 上 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| |
左 |
堂上剛 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
- |
| 7 |
指 |
柳 田 |
3 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
.333 |
| |
打指 |
春 田 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| 8 |
捕 |
小 田 |
4 |
1 |
1 |
0 |
0 |
2 |
0 |
.250 |
| 9 |
右 |
中村一 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| |
打右 |
西 川 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
| 計 |
33 |
9 |
3 |
0 |
1 |
7 |
1 |
.273 |
| | 打 | 安 | 二 | 三 | 本 | 点 | 盗 | 打率 |
| |
回 |
打 |
安 |
責 |
暴 |
ボ |
防御率 |
| 朝 倉 |
2 |
9 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
| 長 峰 |
2 |
7 |
1 |
1 |
0 |
0 |
4.50 |
| 中 田 |
2 |
9 |
2 |
1 |
0 |
0 |
4.50 |
| 斉 藤 |
1 |
4 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
| 金 剛 |
1 |
4 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0.00 |
《相手投手》田之上(3回2/3)−大西(1/3回)−西山(2回)
−佐藤誠(1回)−倉野(1回)
D先発・朝倉
先発した朝倉は2イニング3安打無失点。
朝倉 「外にはいい球がいっていた。カウント取ってからの勝負球
が引っかかったけど、それはすぐに修正できます」
D2番手・長峰
長峰が開幕の先発ローテーション入りしたことが確実となった。3回から
調整登板、2イニングを1安打1失点で終えた後、1軍に再合流するため朝
倉、中田とともに名古屋に戻った。
2年間先発登板なし、プロ通算わずか2勝の5年目左腕が、12球団トップ
の陣容を誇る中日投手陣で先発切符をつかんだ。この日のソフトバンク戦、
長峰は朝倉、中田と同じ2イニングの登板。試合後、3人はそろって帰名、
28日から1軍に合流するのが何よりの証しだった。
開幕前最後の実戦登板は2イニングで本塁打1本の1失点。
長峰 「ホームランは内角の真っすぐが甘く入ってしまった」
と反省しながら
長峰 「全体的には自分が思っている感じで投げられたと思います」
昨オフ、マルティネスの退団で、先発の座をかけたサバイバルレースが始
まった。ライバルは同い年の吉見、同じ左腕の佐藤亮、昨季実績を残した佐
藤充ら。簡単に穴に入り込めるほど竜投の層は薄くはなかったが、このチャ
ンス、逃すわけにはいかなかった。
発奮材料があった。年末に水戸に帰省したが、話題は、水戸商の先輩であ
り、ヤンキースに移籍が決まった井川のことばかり。
長峰 「友達や親せきがみんな『井川は活躍できるかな』って聞い
てくる。しょうがないことですけど、自分がまったく話題
にならないのはさびしいですよね」
力は先輩に遠く及ばなくとも、プロ4年間でのふがいなさを身に染みて感じ
た。
年明けのブルペンは、チーム一番乗り。 キャンプでは192センチの長身を
生かすため、球に角度をつけるフォームに取り組んだ。シュート、速く曲が
りの少ないスライダーと、新球種に挑戦。やれることは何でもやった。
努力は報われた。オープン戦は5試合に投げ防御率1.93。この結果を首脳
陣が認めた。
長峰 「ずっと上で投げさせてもらって、キャンプからやってきた
ことが出せたと思います」
プロ入り以来、最大のチャンス到来。早ければ開幕カード、ヤクルト戦2戦
目(31日)の先発もある。まず、狙うは3年ぶりの白星だが、これだけで満足
はしない。できる限り勝って、勝ち取ったローテの座を不動のものにする。
D3番手・中田
中田は3番手で5回から登板。スタンドで母・涼子さんが1日に亡くなっ
た父・治英さん(享年56)の写真を持ち見守る中、2イニングを2安打1四球
1失点の結果に
中田 「この時期にしては腕が振れている。でも打たれるというこ
とはコントロールが良くないんですよね」
D4番三塁・堂上直
公式戦デビュー戦、堂上直はあっさりと初安打を記録した。教育リーグか
ら定位置となった4番で先発出場、4回の第2打席で田之上の速球を鋭いラ
イナーで左前に運んだ。
堂上直 「いい感触でした。公式戦なので、チームのために塁に出る
ことを考えていた。ヒットが出て良かったです」
さすがゴールデンルーキーといったところだが、試合後はしかめっ面。
堂上直 「1本だけじゃ…」
残りの3打席は凡退。特に初回2死三塁のチャンスでは一ゴロに倒れ、4番
の役割ができなかったのが悔しかった。
教育リーグでは試合の合間に、ベンチ裏で腹筋トレを続けた。多い時は合
計500回。 「打球が飛ばない」と、パワー不足を嘆くが、日に日に高校生か
らプロの体になっている。まずは安打を重ねながら、持ち味のホームランを
狙う。
D6番代打・井上
2軍落ちした井上が7回に代打で登場したが、中飛に終わった。
井上 「2軍行き? まだきのうのきょうだからね…。でも気持ち
切り替えていかなきゃだめでしょう。練習でもよくなって
きているし、あとは結果を残していくだけです」
厳しい表情で球場を後にした。
【3月28日付け中日スポーツより引用】