05/08/06 静岡  ロッテ1回戦(対ロッテ0勝1敗)

◎森岡3安打、佐藤4失点◎

 
ロ ッ テ
中  日

[本塁打]塀 内7号(佐藤)
[勝 投]浅 間  (16試合3勝3敗)
[敗 投]佐 藤  (2試合1勝1敗)

 
ロ ッ テ 11 11
中  日 13 13 12

 打率
遊   沢 井 .381
三   鎌 田 .274
  打三  仲 沢 .212
二   森 岡 .323
右   玉 野 .256
  右   桜 井 .138
中   土 谷 .340
  打   田 上 .143
左   中村公 .231
一   堂 上 .375
捕   小 川 .189
  捕   前 田 .197
  打   幕 田 .213
  投   平 松 .750
投   佐 藤 .000
  投   久 本 .000
  捕   小 山 .195
34 13 .262
 打率

  防御率
佐 藤 19 6.00
久 本 14 3.69
平 松 5.28

【失策】沢井
【捕逸】小川

《相手投手》手嶌(3回)−浅間(3回)−長崎(1回)−川井(1回)
      −神田(1回)

※試合経過

  静岡県・草薙球場でウエスタン、イースタン両リーグのファーム交流試合
 を行い3−6で負けた。中日の先発・佐藤は、初回こそロッテ打線を無得点
 に抑えたが、2回に塀内に2点本塁打を右翼席に運ばれた。2−4回まで毎
 回得点を許し、4イニングを投げ7安打の計4失点でマウンドを降りた。

  一方、打線は3−0で迎えた3回、1死二、三塁から土谷の左邪犠飛でま
 ず1点を挙げると、続く中村公が四球を選び7番・堂上の適時右前打で2−
 3。さらに、小川が中前に同点タイムリーを放って試合を振り出しに戻した
 が、4、5回に味方投手陣がロッテにそれぞれ1点ずつ与え勝ち越しを許し
 た。

  また、5回のロッテの攻撃で1死満塁から6番・辻が中堅に飛球を放った。
 その際、中堅手・土谷がダイビングで捕球したがグラブからボールがこぼれ、
 二、三塁走者が生還。しかし、一塁主審・山本は捕球を認め打者走者をアウ
 トと判定。この判定にロッテサイドは猛抗議したが、判定は覆らず13分間の
 中断後、試合再開。なお、三塁走者の得点は認められたが、二塁走者は塁を
 離れるのが早かったため、中日のアピールプレーで3アウトとなった。

D3番二塁・森岡

  試合で光ったのは3年目の森岡。3番「遊撃手」でスタメン出場し、4打
 数3安打と猛アピールした。

  3年目の若竜が猛打を爆発させた。初回、ロッテのルーキー・手嶌から三
 遊間を破る左前打を放つと、3回には追撃の足掛かりとなる四球を選び、ホ
 ームを踏んだ。

  さらに第3、4打席では右前打、中前打を放つ活躍。3安打、1得点、1
 四球、4打席連続出塁のオマケつきだ。

   森岡   「1、2打席は内容が良くなかったけど、いいところに飛ん
         でくれました。最近は打てる時と打てない時の差が激しい
         ので、明日もこういうバッティングをしたいです」

 額から滴り落ちる汗をぬぐってニヤリと笑った。

  しかし、喜んでばかりいられない。母校・明徳義塾高が喫煙、部内暴力を
 理由に夏の甲子園出場を辞退した。その出来事に森岡は残念がったが、後輩
 が出られない分までオレがヤルと言わんばかりに、この日は打ちまくった。

   森岡   「後輩たちのためにも模範となれるようにしたい。何してん
         だと言われないように、しっかり取り組んでいきたい」

D先発・佐藤−−−4イニング4失点

  右ひじ手術から復帰して2軍の公式戦2試合目の先発マウンドを踏んだ佐
 藤。初回こそ無失点に抑えたが、2−4回は3イニング連続で得点を許した。
 4イニングを投げ7安打4失点。

   佐藤監督 「2回以降は投げるバランスを崩したね。でも復帰してまだ
         2試合目の先発だし…。 何日かおいて200球近くの投げ込
         をさせるよ。それでフォームが固まればいい」

                 【8月7日付け中日スポーツより引用】