05/04/10 ナゴヤ  サーパス2回戦(対サーパス1勝1敗)

◎石井 打者6人から全て三振奪う◎

 
中  日
サーパス

[勝 投]川 井  (2試合2勝0敗)
[敗 投]高 木  ( 試合 勝 敗)

 
中  日
サーパス 11

 打率
左   大 西 .138
三   都 築 .222
指   中村公 .438
一   清水清 .417
  打一  玉 野 .192
右    森  .296
中   幕 田 .364
捕   小 川 .333
  打捕  清水将 .278
二   森 岡 .286
遊   中 川 .273
28 .243
 打率

  防御率
川 井 25 1.29
石 井 2.25
遠 藤 0.00

【失策】小川、中川2

《相手投手》高木(5回2/3)−香月(3回1/3)

D先発・川井

  先発した川井は、6イニングで107球を投げて5安打、3奪三振、3四球、
 失点0で勝利投手となった。

  しかし、出てくる言葉は

   川井   「また今日も立ち上がり、球が上ずった。カーブが抜ける」

  確かに球数は多い。しかし粘り強く投げ、得点を与えないのは良い。コン
 トロールに難はあるが、MAX142キロ。平均137キロと球は速くなっている。

D2番手・石井

  何といっても圧巻は2番手で登板した石井の奪三振ショーだ。高校時代に
 三振の山を築く姿からついた呼び名「サイレントK」そのままだった。

  2イニングで32球を投げ6連続奪三振。1人目の前田はMAX142キロのスト
 レートで見逃し。続く井戸もMAX142キロのストレートで空振り。2死から坂
 口をスライダーで空振り。

  8回は、先頭打者の玉木を123キロのスライダー。 続く迎をシンカーで空
 振り。2死から嶋村をスライダーで空振りとまともに打者にスイングをさせ
 なかった。

  簡単に打者を追い込み低めのボール球を振らせる心憎いばかりの投球だ。
 手の振りがどの球種でも同じなのも長所だ。

   石井   「今日はストレート、カーブ、スライダー、シンカーとどの
         球も良かった」
   佐藤監督 「素晴らしい。課題は何もない。三重丸です」

 今日のような投球ができれば、いつ1軍に行っても大丈夫だ。

                 【4月11日付け中日スポーツより引用】