23/10/30 清武第二  フェニックスリーグ

◎根尾7回2安打7K無失点◎

 
ロ ッ テ
中  日

 
ロ ッ テ
中  日

 打率長打率出塁率
中   ブライト .328 .552 .357
右    浜  .261 .326 .277
左   鵜 飼 .310 .414 .310
  走左  三 好 .264 .283 .316
二一  福 永 .327 .418 .406
  一   星 野 .111 .111 .200
指捕  石 橋 .220 .220 .373
遊   村 松 .296 .333 .377
一   石 垣 .158 .211 .273
  二   龍 空 .042 .042 .080
捕   山 浅 .143 .179 .200
  捕指  味 谷 .160 .160 .214
三   樋 口 .255 .277 .352
31 .253 .319 .321
 打率長打率出塁率

  防御率 三振率
根 尾 23 1.29 7.71
 森  1.17 10.57
橋 本 0.00 10.57

【失策】福永

《相手投手》広畑(4回)−吉川(1回)−八木(1回)−土肥(1回)−菊地(1回)

ロ ッ テ
左  藤 原(根尾)
投ゴ
    中飛  左安      
 左  西 川                (橋本)
一ゴ
遊  友 杉中安    二飛  三振    遊ゴ
右  平 沢投併    四球    右飛    
 打右 松 川                四球
一  安 田  三振  一ゴ    左飛    
 一  大 下                中安
指  佐藤都  三振    [二ゴ]        
 打指 山 口            三振  一飛
中  小 川  左飛    三振    (森)
二ゴ
  
二  金 田    遊ゴ  三振    右安  
捕  植 田    中飛    二飛  右安  
三  勝 又    三振    一邪  遊併  
中  日
中  ブライト(広畑)
中安
  中飛  一邪  一ゴ    
右   浜 二ゴ  二ゴ    (八木)
右安
二ゴ    
左  鵜 飼三飛    三振  二安  (菊地)
左2
  
 走左 三 好                  
二一 福 永中飛    遊ゴ  遊ゴ      
 一  星 野              投ゴ  
指捕 石 橋  左安  左飛  三振  二飛  
遊  村 松  一ゴ    (吉川)
遊ゴ
中安  中飛  
一  石 垣  右邪    三振        
 二  龍 空          三振      
捕  山 浅  右飛    中安        
 捕指 味 谷            (土肥)
三飛
    
三  樋 口    遊飛  四球  死球    
    (  )内は対戦投手、[  ]は失策出塁
[得点経過]
6回 先頭浜が右前打、二盗、鵜飼二塁内野安打で一、三塁
福永遊のゴロで浜が本塁を狙うもアウトに
2死一、二塁となって村松の中前適時打で先制

D先発・根尾

  7イニングを投げ2安打無失点と好投。

   根尾   「立ち上がりが良くなくて途中から修正してという感じだっ
         た。その前のブルペンでもいい感じではなかったけど、試
         合の中で(捕手の)山浅がよく引っ張ってくれた」

  この日は75球で7奪三振、1四球と抜群の投球内容だった。初回は大阪桐
 蔭高時代のチームメートで先頭の藤原が三塁線へボテボテのゴロを放ったが、
 根尾は素早く処理して一塁に送球。間一髪のタイミングでアウトにした。1
 死一塁でも平沢が放った遊撃寄りの鋭いゴロを好捕。素早く二塁へ送球して
 の併殺で切り抜けると、2回以降も危なげなかった。

   根尾   「ストレートが軸になっているかどうか。あとは変化球をど
         のカウントでも自分のボールをしっかり投げ込んでいける
         ように。フェニックスでそういうテーマでやっていたので、
         最後の最後でよかったかなと思う」

  22日の巨人戦から投球フォームを変更。左脚を上げてひねりを入れたトル
 ネード投法気味のフォームのひねりを少しおさえて、この日の試合に挑んだ。

   根尾   「前回登板であまりバランスも良くなかったので、そこは練
         習していました。感覚でしかないので、しっかり自分の軸
         となるところを作った上でしっかり投げ込んでいきたい」

   浅尾コーチ「全てに良かった。変化球、間であったりフィールディング
         も良かった。ランナーが出てからの間の取り方も良かった
         ので、このまま来シーズンにつながってほしいと思えるよ
         うな投球だった」

  今後は11月下旬から台湾で行われる「2023アジアウインターベースボール
 リーグ」に内野手だった2019年以来、投手として派遣される予定。

   根尾   「しっかり自分の投球ができるようにしっかり準備して、け
         がをせず帰ってきたい」

D抑え・橋本

  9回の1イニングを無失点に抑えた。2死からの四球と中前打で一、二塁
 としたが、落ち着いたマウンドさばきで山口を150キロ直球で力のない一飛
 に仕留めた。宮崎では7試合で計7イニング2/3を投げ、全試合で無失点。

   橋本   「ゼロならオッケーです。(走者は)気にしていなかったです」

 11月1日からの秋季キャンプに向け

   橋本   「今やっていることを完璧にできるように精度を上げていき
         たい」

D1番中堅・ブライト

  1回の第1打席で「H」ランプをともし、4打数1安打で最終戦を終えた。

   ブライト 「取り組んでいることで形になったこと、ならなかったこと
         もありましたけど、充実していましたし、その中で結果が
         出せたことは来シーズンへの自信にして頑張りたいと思い
         ます」

  29日は福永がチーム内の打率トップだったが、再び福永をわずか1厘上回
 り、打率は3割2分8厘となり、“首位打者”に。今リーグでは2戦連発を
 含む3本塁打、打点11、安打数22はともにチームトップの好成績だ。

  宮崎ではファーストストライクから全力で振る「積極打法」をテーマに取
 り組んだ。終盤の6試合ではその積極性が結果に表れた。5試合で第1打席
 に安打を放ち、打率は8割3分3厘。

   ブライト 「シーズン中も代打で出ることが多かったので、その意識も
         ありましたし、そういった中で第1打席からコンタクトし
         ていけたのは良かった」

   ブライト 「1軍のピッチャーはレベルが上だったので、この宮崎での
         結果に慢心せず、いいピッチャーを想定した中で成績が残
         せるようにしていきたい」

D6番遊撃・村松

  6回2死一、二塁で3番手・八木の変化球を痛烈な打球で中前へ。

   村松   「タイミングを真っすぐで待って方向だけを決めていた。左
         中間のイメージで打つと決めていたので結果的に対応でき
         ました」

  宮崎では先発と途中出場の計16試合全てで遊撃を守り、1失策と安定感の
 ある守備を見せた。レギュラーシーズン終盤に「お、これかという形」があ
 ったようで、徐々に形になってきた感じがあるという

   村松   「フェニックスでは土のグラウンドが多かったので、実践し
         てできたのは結構プラス。常にこういうのがベースにでき
         るようにしたい」

                 【10月31日付け中日スポーツより引用】